- 出演者
- 水野真裕美 関口宏 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
米豪が主導し2年ごとに実施されている軍事演習「タリスマン・セーバー」は今回、日本を含む13か国参加し過去最大の規模となった。中国を念頭に置いた軍事演習が行われていた頃、北朝鮮では木曜日に朝鮮戦争の休戦協定締結から70年を記念した軍事パレードが行われた。金正恩総書記の隣には中国の李鴻忠政治局員、ロシアのショイグ国防相の姿があった。パレードでは新型ICBM「火星18」が登場した。朝鮮戦争では北朝鮮がソ連から武器を、中国から兵力の支援を受け韓国に侵攻した。韓国を支援する国連軍と対立する中、1953年に休戦協定が成立した。ロシア国防相の訪朝は旧ソ連崩壊後初めてとされる。聯合ニュースはショイグ国防相が北朝鮮側と武器弾薬の支援について協議した可能性を指摘している。さらにロシアが秋波を送るのがアフリカ。ロシアはロシア・アフリカ首脳会議を27日からサンクトペテルブルクで開催した。会議に参加したと見られる中央アフリカ大統領顧問と握手しているのはワグネルのプリゴジン氏だった。プーチン大統領は食料危機を懸念するアフリカ諸国に直接的な食料支援を表明した。ロシア側への取り込みを図る狙いが見える。コモロのアザリ大統領は演説で戦争を終わらせる必要性についても釘をさし、ロシアの思惑通りには動かない姿勢をのぞかせた。
ショイグ国防相が北朝鮮を訪問した。ソ連崩壊後、ロシアの国防相が北朝鮮を訪問するのは初めて。ロシア軍は28日から中国軍とともに太平洋での合同パトロールを開始した。アフリカ諸国の大統領らをロシアに招いて首脳会議を開催し、食料援助を表明した。前回2019年の会議と比べて首脳の出席は43か国から17か国と大幅に減っている。南アフリカやエジプトなど7か国の首脳らは先月ウクライナを訪問してゼレンスキー大統領と面会するなど、ロシアとの距離感でバランスをとっている。薮中は「8月18日にアメリカが日本、韓国とのサミットをやろうとしているがあれもかなり対決モード」「対決モードは抑止力ということでは大事だが日本は本当にそれだけでいいのと、岸田さんは北朝鮮と拉致問題で話をしたいとも言っている」「北朝鮮の非核化についてどうするのか日本が知恵を出さないと、岸田総理の外交が問われる」などとコメント。浜田は「国のトップの仕事は対立分断をいかに回避するかなのに今は過剰に脅威を煽って対立分断が仕方ないと思わせてる」「対立分断があることによって誰が恩恵をこうむってるかを冷静に見なきゃいけない」などとコメント。三輪は「ウクライナの戦争が起こってから日本とアフリカの関係、日本とウクライナの関係など知らないことが多すぎて二者択一のような思考に陥ってしまうのを危険に感じる」「もっとしたたかに柔軟にやっていくということを常に思っていなきゃいけない」などとコメント。青木は「北朝鮮に対してアメリカは戦略的放置、韓国は完全に対決モード、日本はどうかといればアメリカ追従」「この緊張が紛争や偶発的な衝突に繋がらないようにどうやってコントロールしていくかを努力しなきゃいけない」「地域の一応大国の日本が自らがかつて統治した朝鮮半島とどう向き合うのか」などとコメント。
タイ・中国を念頭に、自衛隊が増強されている南西諸島。3日間の日程で松野官房長官が視察に訪れた。石垣島や与那国島を視察し、抑止力の重要性を強調した。各自治体との間では、戦争が起きた際に、住民を避難させる方法などについて意見を交わした。自治体側は、避難の拠点となる空港や港湾施設の強化、シェルターの設置など要請。政府は、シェルターの整備費用を来年度予算案に盛り込む方向で調整。
木曜日に秦剛外相の解任が発表された。理由を問われた中国政府は提供できる情報がないとし習近平国家主席の信頼が厚く去年12月に外相に抜擢されていた。韓国や台湾の報道ではやっかみや権力闘争が背景とみられている。後任には前任者の王毅氏が復帰する。藪中さんによると極めて異例としていてブリンケン国務長官と会談を行っていていいスタートをきったがスキャンダルで失速したとのこと。
マイナンバーカードと健康保険証を一体化させる問題で、政府は今の保険証を来年秋に廃止する方針。26日の国会で河野大臣は「丁寧な説明を尽くす」と繰り返した。今の保険証廃止をめぐっては与党幹部からも「来年秋という期限にこだわる必要はない」「お尻の時間を切らずに理解を得るべき」などとの異論が出ている。
日銀の植田総裁は金融政策決定会合で大規模金融緩和政策の修正を発表し、上限を0.5%におさえてきた長期金利を1%までの上昇を容認するとした。これまで日銀は国債を大量に購入し金利の上昇を抑え込んでいたため国債の保有割合が50%を超える異常な事態となり、アメリカとの金利差が広がり円安や物価高に影響した。専門家は修正はやらざるを得ない物で一定の効果はこれから出てくる等と話した。
能見篤史は引退して間もないが今は新しいジャンルに挑戦し新鮮だ等と話す。能見篤史は現在の兵庫県豊岡市で生まれ、遅咲きの投手で鳥取城北高では甲子園出場を果たしていないが、大阪ガスでも苦しみ入社5年目に主力となり、2004年に自由枠で阪神に入団し2009年には13勝を挙げ初の二桁勝利となったと紹介。能見篤史の大きく振りかぶって投げるフォームは世界一美しいワインドアップと呼ばれ、2011年に対巨人戦で8連勝の球団記録に並び2012年には最多奪三振を獲得した。2014年のWBCに出場し2021年にオリックスに移籍し通算1500奪三振を達成し兼任コーチとして山本由伸らを指導し去年引退したと紹介。
ヤクルトとDeNAの対戦で村上宗隆が同点の4回に勝ち越しのHRを打ち、DeNAも牧秀悟が6回に同点のHRを打った。試合は8回に村上が勝ち越しのタイムリーヒットを打ちヤクルトが勝利した。
巨人vs中日戦で吉川尚輝選手が広い守備範囲を見せた。坂本勇人は足の怪我から復帰2戦目でブランクを感じさせない投球をみせた。試合は6対3で巨人が勝利した。
首位阪神と2位広島のゲーム差なしの首位攻防戦が行われた。阪神は先発青柳、広島は先発森下で投手戦となった。阪神は佐藤輝明選手がソロHRを放ち、広島は小園が同点タイムリー放ち延長戦に突入し12回で引き分け。4時間56分の激戦であった。
上原さんは、「広島は中継ぎ陣がちゃんとしていてリードしている時の継投のレベルが上がった。阪神は先発ピッチャーは良いが打線が噛み合わない」などと話し、能見さんは「守りの野球を掲げているので少ないチャンスをものにしてほしい。ピッチャーが充実している分接戦になることが多い」などと話した。ヤクルトは現在5位で13.5ゲーム差。
25日、12連敗中のソフトバンクはオリックスと対戦し、エース山本由伸を攻略し連敗をストップした。昨日のロッテ戦、1回ノーアウト満塁のチャンスで柳田が三振、後続も打ち取られた。その後3回表で和田康士朗選手がロッテ入団6年目で初ホームランを放った。試合は4対1でソフトバンクは2連敗。
楽天対西武戦が行われた。西武の今井達也選手は2021年から楽天に6連勝中。今回も相手のスクイズをグラブさばきでトスしてアウトにした。7回を投げ4被安打6奪三振で楽天に対し7連勝した。
日本ハムとオリックスが対戦した。3塁ランナーのオリックス 若月選手はタッチをかいくぐってホームに帰還しアウトと判定されたがリプレイ検証の結果、セーフに判定が変更された。抑えには平野投手が登板し、4対3でオリックスは連敗を3でストップした。
能見さんは、「オリックスは先発ピッチャーが強いので連敗をしないのが強み」などと話した。ソフトバンクは現在7ゲーム差。上原さんは、「ソフトバンクは噛み合っておらず、打線が点を取れていない。雰囲気が良くない」などと話した。25日、佐々木朗希投手が左脇腹の肉離れのため登録を抹消した。復活は早くても2か月。上原さんは、「右ピッチャーは左脇腹、左ピッチャーは右脇腹をよくやる。癖になるので治してから復活したほうが良い。中途半端は駄目」などと話した。
パイレーツ対エンゼルス戦でJ.ウェブ投手が捕手からの返球を取りそこね、その間に3塁走者がホームインした。上原さん・能見さん共に喝を入れ、「内野手はカバーに入らないといけないが、これはランナーも気にしていない」、「キャッチャーはピッチャーの胸に投げないといけない。ピッチャーは自分で取りに行かないといけない。全てが怠っていた」などとコメントした。
WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、井上尚弥がスティーブン・フルトンと対戦、8R TKOで4階級制覇した。
能見篤史はパンチを急所に確実に打てることができる、努力の賜物などと話した。井上尚弥はバンタム級は4団体すべてで制覇、デビュー戦から25戦無敗となっている。了徳寺大学・町田志樹講師は拳を前に出す前鋸筋と体を回転させる外腹斜筋が破壊力のあるパンチを生んでいるという。