2024年4月25日放送 14:05 - 14:50 NHK総合

列島ニュース

出演者
鈴木聡彦 鈴木貴彦 北村紀一郎 田中洋行 伊藤雄彦 坂下恵理 澤田拓海 塩崎実央 板敷駿希 今村香織 福光瞳 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(金沢局 昼のニュース)
唯一の総合病院 手術を再開

石川・穴水町の穴水総合病院は、能登半島地震で設備に大きな被害が出たほか、多くの医師や看護師が被災したが、1月末から外来での診療を順次再開している。しかし排水管や手術に使う器具を滅菌消毒する設備なども壊れたため手術ができない状態が3か月以上にわたって続いていた。設備の復旧作業はこのほど完了し、今月16日から手術を再開していて、きのうは町内の避難所で生活している男性など10人が白内障の手術を受けた。

キーワード
令和6年能登半島地震公立穴水総合病院白内障穴水町(石川)
災害時の信号機復旧へ 発電機を寄贈

能登半島地震のあと被災地では大規模停電が発生し多くの信号機が機能しなかったことを受け、石川県警察本部にきょう災害時速やかに信号機を復旧させるため新たな発電機が贈られた。発電機を寄贈したのは全国の信号工事の業者で作る全信工協会。金沢市の県警察本部で贈呈式が行われ新たな発電機20台が贈られた。このあと近くの交差点で信号機が停電で動かなくなったという想定で訓練が行われ、警察官10人が持ち運び可能な発電機を使って信号機を復旧させる手順を確認していた。能登半島地震のあと県内では奥能登地域を中心に信号機150基ほどが停電で機能しなくなったが、石川県警が各警察署などに配備していた発電機は合わせて52台だったという。さらに、地震で道路が寸断され被災地に発電機を運ぶことができなかったため、現地の警察官が手信号などで対応に当たったという。

キーワード
令和6年能登半島地震全信工協会石川県警察金沢市(石川)
(福井局 昼のニュース)
恐竜こいのぼり

来月5日のこどもの日を前に、勝山市の県立恐竜博物館では子どもたちが県内で化石が見つかったフクイティタンやフクイラプトルなどの恐竜を描いた「恐竜こいのぼり」をあげた。県立恐竜博物館では毎年、「こどもの日」に合わせて恐竜を描いたこいのぼりを博物館の敷地内であげている。21人が博物館を訪れ合図に合わせて紐を引っ張って恐竜こいのぼりを空高く上げた。フクイティタンのこいのぼりは5mほどある。恐竜鯉のぼりは来月12日まで掲げる。

キーワード
こどもの日フクイティタンフクイラプトル勝山市(福井)福井県立恐竜博物館
(松山局 昼のニュース)
「消滅可能性自治体」 6割にあたる12市長

有識者グループ「人口戦略会議」が国立社会保障人口問題研究所の推計をもとに、全国の自治体のうち今後若い女性の人口が半数以下になり最終的には消滅する可能性があると分析した「消滅可能性自治体」のリストを公表。指摘された自治体は全国では全体の4割に上る。愛媛県内では宇和島市など全体の6割にあたる12の市と町が「消滅可能性自治体」と指摘されている。同様の分析は10年前にも行われ、前回消滅可能性自治体と指摘された今治町と砥部町は今回脱却したが、四国中央市が新たにリストに入った。一方、愛媛県内には100年後も若年女性が5割近く残っており持続可能性が高いと考えられるという自立持続可能性自治体に該当する自治体はなかった。愛媛県内では松山市でも今月1日現在の推計人口が平成の大合併以降初めて50万人を下回り、人口減少対策が喫緊の課題となっている。

キーワード
上島町久万高原町(愛媛)人口戦略会議今治市(愛媛)伊方町(愛媛)八幡浜市大洲市(愛媛)内子町(愛媛)四国中央市(愛媛)国立社会保障・人口問題研究所宇和島市(愛媛)愛南町(愛媛)松山市(愛媛)松野町(愛媛)消滅可能性自治体砥部町(愛媛)自立持続可能性自治体西予市(愛媛)鬼北町(愛媛)
子どものジャガー 報道陣に公開

砥部町の県立とべ動物園でことし2月10日に生まれた子どものジャガーが報道陣に公開され、愛くるしい姿を見せた。動物園によると園でジャガーの生育に成功したのは初めてだという。ジャガーは今月22日の時点で体重は約7600グラムで2ヶ月ほど前の約3倍になった。子どものジャガーの名前は決まっておらず今後名前の付け方を検討していくという。子どものジャガーの一般公開はあすから始まり休園日を除いて午後1時半から1時間姿が見られるという。

キーワード
ジャガー愛媛県立とべ動物園砥部町(愛媛)
(松江局 昼のニュース)
五輪出場の油谷 繁さん 小学校で陸上教室

夏のパリオリンピックまであと90日ほど。松江市の恵曇小学校ではアテネ大会の男子マラソンで入賞した油谷繁さんか参加して陸上教室が開かれた。講師は油谷さんのほか現役の選手など3人が務め子どもたちに速く走るコツを教えた。教室では現役選手がマラソンの世界記録と同じ1キロ2分51秒ペースの走りを披露。油谷さんたちが参加したミニ駅伝も行われ子どもたちは教わったコツを生かしながら懸命に走っていた。

キーワード
アテネオリンピックパリオリンピック恵曇小学校松江市(鳥取)油谷繁
しじみ支出額・購入量 13年連続 全国1位 

総務省は全国の県庁所在地や政令指定都市を対象に家計調査を行い、各家庭が支出した品目ごとの金額などを公表していて、このほど島根県が松江市の結果をまとめた。公表される結果は3年間の平均値となっていて、このうちシジミについては去年までの1世帯当たりの年間支出額が平均で1624円と全国平均の5.3倍に上って全国1位となった。また購入量も全国平均の9.1倍に上る1697グラムで全国1位だった。全国1位となるのはいずれも現在の集計方法となった2012年以降、13年連続。シジミは松江市などに面した宍道湖が一大産地で島根の漁獲量は全国の4割以上を占めて最も多く、松江市水産振興課は「シジミが地元の家庭の食文化に根づいていることが分かる。今後も地産地消を促したり県外に魅力をPRしたりして、消費拡大に向けた取り組みを支援したい」と話している。一方で松江市ではアサリの購入量が全国最下位となった。

キーワード
アサリシジミ宍道湖島根県松江市役所松江市(鳥取)総務省
(静岡局 昼のニュース)
南海トラフ地震 早朝発生の想定 県職員の緊急参集 抜き打ち訓練

南海トラフ地震が早朝に発生したことを想定し、県職員がどれだけ迅速に集まれるのかを確認する抜き打ちの訓練が行われた。この訓練は新年度に入り新しい部署での災害時の対応を確認してもらおうと、阪神淡路大震災があった1995年から毎年全職員を対象に事前に伝えない形で行われている。訓練は午前6時45分に南海トラフ地震が発生して県内で震度7を観測した想定で始まり、まず県の防災担当の職員が全職員7000人余りに地震の発生と緊急の参集を伝えるメールを一斉に送信した。県庁には次々と職員が集まり、10分後の午前7時前には知事公舎から自転車で駆けつけた川勝知事も登庁した。災害対策本部も立ち上がり、集まった職員たちが担当の班に分かれて県内の市や町と電話をつないで被害情報を集めたり、国や自衛隊への応援要請など業務の手順を確かめたりしていた。そして訓練開始から1時間後には川勝知事や幹部職員による緊急会議が開かれ、災害対応の方針などを協議した。

キーワード
南海トラフ巨大地震川勝平太阪神・淡路大震災
希少な茶「きら香」 収穫始まる

一番茶の今の時期にだけ白っぽい黄緑色の芽が育つ珍しい品種「きら香」の収穫が静岡県袋井市で始まった。きら香は袋井市の茶農家・竹内清美さんが30年余り前に偶然、茶畑で見つけたものを挿し木で増やしたもので、新たな品種に登録されている。市内の3000平方メートルの茶畑で栽培されこのうち竹内さんの畑ではきょうから収穫が始まり専用の機械を使って新芽を刈り取っていた。きら香は苦みの少ない甘さが特徴で、二番茶の時期からは濃いもえぎ色になるため今の時期の白っぽい芽は珍しいという。芽吹く時期に日光に当たることで葉が白くなるが、ことしは先月曇りの日が多かったことから例年に比べてやや色が濃いという。きら香の刈り取りは今月いっぱい行われ、来月中旬ころから地元で販売されるという。

キーワード
きら香袋井市(静岡)
(ニュース)
闘病記ばかりの図書室 ”誰かの支えに” 大阪

去年12月、大阪市内に闘病記ばかりを集めた図書室がオープンした。出版社を経営する金井さんは闘病記を作るとともに全国から本を集め、図書室の本は1200冊にもなっている。図書室は電話による予約制で、金井さんは訪れた人の話を聞き、支えになりそうな本を紹介する。金井さんが忘れられない1冊「病院を出よう!」は抗がん剤治療の影響で心臓が弱り、心臓移植を待つ女性の物語だ。著者の平美樹さんは約20年前に当時の心境を書き残したいと金井さんのもとを訪ね、一緒に闘病記を作った。その後、平さんは病気を克服し、金井さんらとともに闘病記を広げる活動をしている。

キーワード
中央区(大阪)乳がん平美樹星湖舎病院を出よう! ネコの脱出奮闘記

金井さんは現在も闘病記を1冊ずつ増やしており、ランゲルハンス細胞組織球症を2歳のときに発症し、闘病を経験した福岡渉さんも闘病記を書いている。金井さんたちには読者のことを考えて、医療情報に間違いがないかを治療の記録やリサーチを元に念入りにチェックし、周りの人との関わりを描くことを大事にしている。闘病記を知ってもらうため金井さんは各地に足を運び、必要とされる人がいるなら読んでほしいと、闘病記という選択肢があることを伝えていく。金井さんは闘病記の展示や著者の体験を語る催しを今月28日から30日まで上本町の百貨店で予定している。

キーワード
てんかんランゲルハンス細胞組織球症上本町(大阪)東住吉区(大阪)福岡渉近鉄文化サロン上本町闘病記フェスティバル・患者の語りを紡ぐ
日めくりカレンダー 懐かしの映像
「六本木ヒルズ」オープン

平成15年4月25日、東京・港区の一角に「六本木ヒルズ」がオープンした。かつては木造住宅が密集する地だったが、54階建てのオフィスビルを始めブランドショップが入る商業エリアやマンションなど合わせて12棟のビルが集まるミニタウンに生まれ変わった。IT企業や金融業の成功者が住居や事務所を構えたヒルズ族が憧れの的となり、六本木は新たなオフィス街として都会の流行をリードするようになった。

キーワード
六本木ヒルズ六本木(東京)
”ネットカフェ生活者”支援窓口

平成20年4月25日にはネットカフェなどで寝泊まりしながら生活する人の支援窓口が、全国で初めて新宿にオープンした。前年の国の調査ではこのような人たちが全国で約5400人おり、その半数が日雇いや派遣などの非正規労働者で、失業者も1300人含まれていた。窓口は東京都が開設したもので、安定した就労が見込める人には敷金や当面の生活費などの支援を受けられ、電話やメールでの相談も相次いだ。支援窓口は大阪や名古屋にも開設され、様々な相談に応じている。

キーワード
名古屋(愛知)大阪府新宿(東京)東京都
「氷川丸」竣工80年祝う

平成22年4月25日には横浜港のシンボル「氷川丸」が竣工80年を迎え、記念式典が行われた。氷川丸は昭和5年のこの日に横浜の造船所で完成し、シアトル航路に着いた花形客船だ。戦時中は病院船として負傷した兵士らを日本に運び、戦後は再び客船として活躍した。昭和35年に引退した後は山下公園の岸壁に繋留され、市民に親しまれてきた。この日は客船時代の豪華な船内が無料公開され、集まった市民が1000個の風船を飛ばして祝った。お伝えした懐かしい映像はNHKアーカイブスのホームページからもご覧いただける。

キーワード
NHKアーカイブスホームページ六本木ヒルズ山下公園横浜港横浜(神奈川)氷川丸
列島ぶらり旅
春さがしの達人を訪ねて 北海道 日高町

北海道日高町では、「キトビロ」と呼ばれているギョウジャニンニクが旬を迎えている。若林一雄さんはキトビロの栽培を手探りで始め、「あと3年はやる」などと話した。また妻の真弓さんオススメのキトビロの食べ方は「キトビロの卵とじ」だという。

キーワード
ギョウジャニンニク日高町(北海道)

横山敏雄さんは日高地域の山合で、シラカバの樹液を採取していた。木が雪解けの水を吸い上げる4月のわずかな時期だけ、透明でサラサラした樹液が採れるという。敏雄さんは10年前に夫婦で故郷に戻ったといい、妻の愛子さんは自然の生き物を撮影してその写真をブログで発信しているという。今はエゾモモンガの撮影にハマっているとのこと。愛子さんは「故郷に戻ってきて動物の仕草や姿を初めていいなと思っていますよ」などと話した。

キーワード
エゾモモンガオオアカゲラギョウジャニンニクシラカバ天ぷら日高山脈日高(北海道)札幌(北海道)沙流川
きょうのキニナル!
希少な茶「きら香」 収穫始まる

きら香に関するスタジオトーク。伊藤アナが「普通は日光に当たらないようにして苦味を抑えたりする」などと話すと、坂下アナが「どちらかと言うと緑が濃くなるのかなと思った」などと話した。

キーワード
きら香とうもろこしナスホワイトアスパラ
(気象情報)
気象情報

徳島や札幌などの中継を背景に全国の気象情報を伝えた。

キーワード
徳島(徳島)札幌(北海道
(エンディング)
午後LIVE ニュースーン

午後LIVE ニュースーンの番組宣伝。

1 - 2

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.