- 出演者
- 栗原望 酒井美帆
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
「ウクライナ軍総司令官 “ロシアに技術力で対抗”」などニュースラインナップを伝えた。
ロシア軍はウクライナ各地で激しい攻撃を繰り返している。スムイ州では17日にも住宅や病院などが被害を受け、ウクライナ軍報道官は“砲撃が大幅に増え、住民の避難が困難になっている”としている。ウクライナ軍のシルスキー総司令官は、「無人機システムの開発や発展はわたしの優先事項だ」とSNSに投稿している。大統領選挙から一夜明けたロシアでは、モスクワで大規模な集会が開かれ、プーチン大統領は軍事侵攻を継続する考えを強調し、ロシア・ロストフ州からクリミアまで鉄道路線がつながる予定だと明らかにした。モスクワ市民からは様々な反応があり、クリミア併合に疑念を抱く声もあった。
ロシアがクリミアを併合して10年、プーチン政権はロシア化を進め、支配の既成事実化を続けてきた。一方でこの10年、ロシアの併合に苦しみ続けてきたのがクリミアの人たち。期間を願いながら活動を続ける男性ルスラン・ジャドノフを取材した。併合に抵抗したことでテロ容疑で拘束されるなど今も200人以上がロシアの刑務所に収容されている。案内する学芸員テチャナ・フィレブスカは、諦めてはならないと語った。クリミア半島は、ウクライナ東部と南部に物資を運び込むルートになっている。ウクライナはクリミアへの攻撃を強化している。ジャドノフさんは募金など集めた資金で、食料・装備品を購入している。新たに取り組んでいるのが兵器作り。仲間と無人機を作って前線に送っている。一部は軍の検査をクリアして戦闘に使われた。ジャドノフさんはふるさとへの強い思いを抱きながらこの10年を過ごしてきた。「一刻も早く戻り、ロシアの占領者と追い出したいです」と語る。現在もクリミアの知人と連絡を取り続けているが、現地では徐々にロシア化が進み、悪化しているという。去年はクリミアに住んでいた祖母が亡くなった知らせを聞いている。ジャドノフさんは、クリミアの開放は100%軍事的主題によってのみ可能だと考えている。
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キーウからの中継。クリミアを巡る意識の変化について。当時は奪還に向けて具体的な道筋は見通せなかったが、この2年でクリミア奪還への思いは強くなったという。クリミアに関するパネルが町中にあり、ウクライナ政府はクリミア奪還への機運を高めようとしている。いぽう、ロシアはクリミアを拠点にして南部への攻撃を強めており、戦闘が激化する可能性がある。
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- キーウ(ウクライナ)クリミア橋大統領府
香港の議会はスパイ行為など国家の安全を脅かす行為を取り締まる「国家安全条例案」を今夜、全会一致で可決した。中国政府が主導して施行された「香港国家安全維持法」を補完するもので、国家機密を盗むことやスパイ行為などを国家の安全を脅かす行為として禁じていて、違反すれば最高で終身刑を科すとしている。
ロンドン北部にバンクシーの新作が登場した。環境破壊への警告がコメられた作品と見られる。
3月17日はアイルランドにキリスト教を広めた聖人を称えるセントパトリックデーで、ダブリンのパレードには4000人以上が参加。ニューヨーク、シカゴ、東京でも祝う姿がみられた。
ハイイロアザラシの赤ちゃん。数年前に保護されたお母さんは目が見えないが、それでも懸命に子育てをしている。
パリ五輪日本代表に選ばれているやり投げの北口榛花選手。去年は世界選手権を制覇し、金メダルへの機体もかかる。今日は北口選手を支えるチェコ人コーチ・ダヴィッド・セケラックコーチ。北口選手はやり投げ王国と言われるチェコに5年前から拠点を置き、トレーニングを進めてきた。二人三脚で世界一を目指すその日々に密着した。
アメリカのブリンケン国務長官はフィリピンのマナロ外相と会談し、来月予定されているアメリカと日本、フィリピン3か国での初めてとなる首脳会談を通じて連携を強化し、中国の動きを抑止したい考えを示した。
エネルギーの国際会議・CERAWeekがアメリカで始まり、バイデン政権がLNGの新たな輸出許可を一時凍結した措置が、ひとつの焦点となっている。
アメリカの半導体大手・エヌビディアは、AI向けの新たな半導体を発表した。用が拡大している生成AIの回答を作成する性能を従来の最大30倍に高められるとしていて、AIを活用した技術開発がさらに加速しそう。
為替と株の値動きを伝えた。
エンディングの挨拶。