- 出演者
- 島田弘久 曽根純恵
オープニング映像。
岸田総理は午前6時半頃、ワシントン郊外の空軍基地に到着し、訪問の歓迎する出迎えを受けた。現地時間の9日にはマイクロソフトの幹部や経済団体のトップらと意見交換し、日米の経済分野での協力を確認する予定。10日にはバイデン大統領との首脳会談に臨む他、11日にはアメリカ議会で演説する予定で、一連の日程を通じて安全保障や経済など幅広い分野での連携強化を確認したい考え。
約7年ぶりとなる北米での皆既日食はアメリカ南部から北東部へと抜ける広い範囲に及び、経路となる都市を中心に多くの見物客が天体ショーを楽しんだ。ニューヨーク市でも約9割の部分日食が観測され、市内に開設されたパブリックビューイングには数百人が集まり、約7300円の入場チケットが完売した。また、クリスピー・クリーム・ドーナツでは日食を表現した「皆既日食ドーナツ」が4日間限定で販売されている。事前の調査によると宿泊や関連消費で経済効果は約2200億円に上っている。皆既日食が日本で次に見られるのは2035年になる。
国土交通省はダイハツ工業や豊田自動織機で自動車の型式指定における不正が相次いだことを受け、不正を防止する為の対策検討会を開いた。審査や監査の強化や不正の早期発見方法を議論し、今年夏に取りまとめる予定。
東京・千代田区の映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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- 千代田区(東京)
今日の日経平均株価は続伸し、3万9500円を回復している。利下げの先送り観測からアメリカの長期金利が上昇したものの、ナスダックは小幅に続伸し、今朝の日経平均は上げ幅が一時300円を超えた。ハイテクや資源関連などが買われた一方、紙パルプ・医薬品などに売りが出て、その後伸び悩んでいる。日経平均先物は39570円でTOPIXも続伸している。
午前のマーケットについて平野憲一氏が解説。週明けのニューヨーク株のダウは11ドル安、S&P500指数も1ポイント安で、ナスダックは5ポイント中と小幅、ニューヨーク連銀の3月の消費者調査で1年インフレ期待は3%、3年先のインフレ期待は2.9%に上昇した為、10年債利回りは一時4.46%まで上昇し、為替も151円台後半のドル高円安になった。ウェルズ・ファーゴはS&P500指数の年末時点の予想を5535ポイントに引き上げ、金融機関の予想としては最高水準。週末にイスラエル軍がパレスチナ自治区南部から地上部隊の大半を撤退させたことで中東情勢悪化への懸念が和らいでいる。
昨日の日経平均午前中に625円高と反発したが、午後は204円高まで伸び悩んだ。今日は昨日伸び悩んだ分買い戻されている。2月の実質賃金は前年同月比-1.3%と1月の-1.1%を下回り、23か月連続となった。1991年以降、過去最長で、ドル円は一時151円90銭と34年ぶりの安値になった。3月景気ウォッチャー調査で現況判断DIは49.8、先行き判断DIは51.2で、前回より両方低下している。景気は緩やかな回復が続いているものの一服感がみられ、先行きは株価上昇の影響と懸念しつつも緩やかな回復が続くとみられる。信越科学が大幅続伸で、群馬県に半導体素材の新工場を作ると報じられている。また、台湾株は今月2日の最高値を上回っての推移となっている。
エンディング映像。