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「アジア安全保障会議」 のテレビ露出情報

今回のアジア安全保障会議では、アメリカのオースティン国防長官と中国の李尚福国防相の直接会談が実現するかどうかが焦点となっていた。結果会談は実現せず、アメリカ国防総省のライダー報道官によると、国防相会談を中国側が拒否したと説明。アメリカは中国の無責任さを訴え国際世論を見方につけようとした。またオースティン国防長官は「いじめや強要にひるまない」などと発言し、中国の海洋進出などの脅威にさらされる地域の国々との連帯感を演出したなどとみられている。近藤氏によるとアジア安全保障会議は中国の海洋進出が始まったあたりから中国への対抗意識の強い会議へと変貌し、今回の李尚福国防相は習近平主席からの信頼も厚いことから中国の立場を主張する命を受けて会議に参加したとみられるとのこと。また「いじめ」という言葉を使った点についても、どこからのいじめか明示しなかったことで少し曖昧さが出たなどと分析した。
バイデン政権は中国に対して競争・対立・協調の三本柱で対応していくとしている。ただ中国は白黒はっきりさせたい特質上、アメリカの掲げる方針が理解できず信用していないとのこと。またトランプ氏の時よりも中国はアメリカを恐れておらず、言いたいことをハッキリ言う方針に切り替えたなどと話した。他にはアメリカのサリバン大統領補佐官が極秘裏に中国の王毅政治局員と直接会談していることが、米中の国防相会談を控える要因にあったのではないかなどの話もあがった。
日本・フィリピン・オーストラリア・アメリカの防衛相が会合を行い、中国の海洋進出を念頭に4カ国での安全保障協力を進めていくこと方針で一致した。フィリピンと中国は領有権問題で対立している。そんな中フィリピン沿岸警備隊が、フィリピンのEEZ内を航行している中国海警局の船を発見し無線で警告。すると中国海警局は主権を主張してフィリピン沿岸警備隊の船の進路を妨害した。フィリピンのドゥテルテ前大統領は反米親中派の態度を示していたが、現職のマルコス大統領は経済面では中国に近い一方。安全保障面では米国寄りの態度を取っており、フィリピンは米中の間で揺れている。近藤氏は日米豪の防衛相会合にフィリピンが参加したことは中国にとって大きな衝撃だったと分析。台湾有事を考える際、米中ともに台湾の南に位置するフィリピンを自陣営に引き入れたいと考えており、その意味でも衝撃は大きかったのではないかとした。今後は引き続き経済面では中国寄り。安全保障面ではアメリカ寄りの流れが、フィリピン含めアジアの国々は続くのではないかなどと分析した。ただ経済と安全保障の分野がクロスしてきている現状の中で、アジア諸国は非常に難しい選択を迫られているという話もあがった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年6月14日放送 10:05 - 10:45 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュースワールドEYES
揺らぐ法の支配 国際秩序をどう守るか。シンガポールで開かれたアジア安全保障会議での議論を元に会議を取材した安全保障担当の津屋尚解説員と考える。国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアが他国を侵略し、数々の戦争犯罪まで犯しているのに、国連はロシアの侵略や違法行為をやめさせる手段を持ち合わせていない。国際社会もロシアへの制裁に非協力的な中国やグローバルサウスが[…続きを読む]

2023年6月5日放送 23:00 - 23:56 TBS
NEWS23(ニュース)
アメリカとカナダの艦艇が台湾海峡を通過していたところ、中国の軍艦が140mの距離まで接近し、船首の前を2回横切った。アメリカ側は海上のルールに違反していると中国を非難。中国側はアメリカ側が挑発したと反論した。中国はアメリカのペロシ下院議長の訪台以降、軍事活動を活発化。李尚福国防相はアジア安全保障会議で、台湾統一について武力行使の選択肢を放棄しないと発言した。[…続きを読む]

2023年6月5日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(ニュース)
午後はアジア安全保障会議について取り上げるとのこと。

2023年6月5日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
中国の李尚福国防相は昨日、シンガポールでのアジア安全保障会議で演説し、台湾をめぐり「中国軍はどれだけ大きな代償を払おうとも国家主権を断固として守る」と警告し、台湾統一に向けて武力行使を放棄しない方針を重ねて示した。また、アメリカのインド太平洋戦略が「地域の緊張を高めている」と批判した上で、中国がこれに対抗して、国際秩序の構築を主導する決意を表明した。

2023年6月5日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングANN
シンガポールで開催されたアジア安全保障会議に出席した浜田防衛大臣は「外交の重要性に理解を得られた」と成果を強調した。北朝鮮を巡っては、日米韓の防衛首脳会談でミサイル情報共有システムの年内運用で合意している。浜田大臣はウクライナ侵攻や中国など念頭に、米国・豪州・韓国などとの会談で連携強化を確認した。防衛省幹部は今回の会議について、日本と中国との会談が柱の一つと[…続きを読む]

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