アジア総局長の島崎がアジアの展望について解説。グローバルサウスとしてインドを中心に存在感を高めており、今年は盟主を自認するインドとインドネシアで選挙が行われる。インドは去年、人口14億2860万人と世界一になったとされ、GDPでは世界5位と存在感を高めている。5月までに行われる選挙では3期目を目指すモディ首相の与党が優勢。モディ政権は経済成長を牽引した一方、格差の拡大などが懸念されている。外交では国益重視の外交を推進し、グローバルサウスと先進国の橋渡し役もアピールしてきた。インドの専門家は「気候変動などの問題でグローバルサウスの重要性を訴えてきた。選挙の結果は各国との完成に影響を及ぼす。」などと分析している。