西之表市が去年10月に、馬毛島の南西で行った文化財調査で、楕円形をした金属板が見つかった。馬毛島には、太平洋戦争中の昭和19年、アメリカ軍に撃沈された民間船に乗船し犠牲となった日本軍兵士などの一部が遺体で流れ着いたとされる。市は、金属板に刻印されていた文字から、この民間船に乗船していた兵士の認識票ではないかとみている。市は、持ち主の情報などを調べるため、厚生労働省に照会を依頼していて、判明した場合、遺族などに返還したいとしている。
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