COP28で採択された合意文書のポイント。最大の焦点となっていた化石燃料については脱却を進めるとの表現になった。この他に世界の再生可能エネルギー容量を2030年までに3倍にすることが盛り込まれ、化石燃料の代替として初めて「原子力」を記載。2021年時点の日本とEUの電力の割合を見ると、再生可能エネルギーは日本が約20%に対し、EUは約37%。一方で石炭などの化石燃料は日本は70%超だが、EUは約37%に抑えている。そして日本は現時点の計画では2030年度も41%を化石燃料で賄うとしていて今回のCOP28で合意された脱却からは程遠い状況。出演者は「2030年までにとか2050年までにという目標は立てているが早ければ早いほど良いというよりは早くなければいけないという状況がある。そうした中では数値目標を掲げるだけではなくて一刻も早く具体的なアクションに繋げていくことが日本政府には必要かと思う」等とコメント。