1923年9月1日に関東大震災が起き、マグニチュード7.9と推定された。約29万棟の家屋が全壊、全焼した。郵便局も東京では197局が被災した。だが、9月8日から上野や浅草などで移動郵便局を開設した。日中戦争当時は家族や知人から送られてきた手紙を戦地で郵便局員が兵士に手渡ししていた。戦時下でははがきや手紙は人と人をつなぐ手段だった。その後の高度経済成長期では郵便事情の業務運行に変化が出た。当時のテレビでは、郵便物の遅配やいつ配達されるか見当がつかない状況が発生していて、社会問題化していた。
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