“ニセ診断書”を不正受給に悪用「私の名前ではない」医師憤り

2026年10月22日放送 17:27 - 17:32 フジテレビ
イット! (ニュース)

東京・町田市にある美容整形クリニックに各労働局やハローワークから届いた大量の郵便物。その全てがこのクリニックで作成されたとされる診断書が失業保険の不正受給に利用されている疑いがあるため調査したいという内容だった。しかし院長は「全く心当たりがないのでちょっと恐怖というものを感じた。」と話す。クリニックが作成されたとされる診断書には身体的なことではなく心の問題の病名が書かれているという共通点があった。このクリニックは美容整形が専門のため精神疾患について診断書を作成することはないという。にも関わらず各機関に提出された書類には医師の署名があった。院長は「少なくとも私の名前ではない。当院に在籍しているドクターではない。」と話す。書類に押されていたクリニックのものとされる印影も見覚えのないものだという。このニセの診断書によって不正に失業保険を受給した人物がいるとみられる。失業保険の不正受給について全額返還だけでなく、その2倍の額の納付がかされ、実質3倍の額の返還を命じられるほか、詐欺罪にあたる可能性もある。クリニックにはこうしたニセの診断書に関する問い合わせが今年に入ってから毎月大量に届くようになったという。院長は労働局などの調査に対し照会のある診断書は自身のクリニックで作成したものではないと報告したという。一方で、同様の問い合わせが現在も寄せられ続けているため、その確認作業によって本来の業務に支障が出ているという。国民生活センターによると、失業保険の申請サポートに関する相談は昨年度内に604件にのぼり、4年間で15倍にまで急増。センターは不正受給を促すような悪質業者の存在に警鐘を鳴らしている。


キーワード
国民生活センター東京労働局町田市(東京)千葉県失業保険京都府THE FIRST CLINIC

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.