首都圏情報 ネタドリ! 相次ぐ赤ちゃん遺棄事件 どうしたら命を守れるか
神戸にある妊娠相談施設。全国から寄せられる相談に助産師や保健師らが24時間体制で対応している。小さないのちのドア代表で助産師の永原郁子さんは長年予期せぬ妊娠の相談に乗る中で男性が関わることの大切さを感じている。永原さんが数年前に支援したある女性からの相談。女性は男性に妊娠を告げてもまともに話し合ってもらえず一人、思い悩んでいた。ひとまず女性と交際相手の男性を施設に呼んだ永原さん。エコーでおなかの赤ちゃんを一緒に見てもらった。そのうえで男性の事情にじっくり耳を傾けると態度に変化が表れた。受けられる支援や出産後の選択肢についても伝えた。何度か話し合う中で次第に男性の意識が変わっていき2人は出産を決めた。
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