- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像。
通常国会がきょう召集され150日間に及ぶ政治の舞台の幕が上がった。施政方針演説で地方創生を国づくりの核心に位置づけ令和の日本列島改造を進めると訴えた石破首相。与野党の議員はどう論戦に臨むのか。永田町の特別な1日に密着。けさ石破首相は増上寺を訪れ与野党の国会議員が参加する会合に出席。石破首相は「少数与党はいろんなことを謙虚に聞かせてもらわないと法律案も予算案も一切通らない。日本国のために世界のために頑張りたい」と述べた。そして通常国会が召集。国会議員が続々と登院。中には、着物に身を包んだ議員たちの姿も。その1人、自民党・野田聖子元総務相。超党派の和装振興議員連盟の会長を務めている。開会前、着物を着付けてもらっていた野田元総務相は、日本の和装文化を発信しようと、20年以上にわたり召集日には着物で登院している。和装議連の会長として、党派を超えて議員たちに声をかける場面も。野田元総務相は「着物着ているときはけんかしない。少数与党、私も石破首相も経験したことない。地図がないまままっすぐ歩くしかない」、今国会をひと言で表すと「自民党的にはピンチ。ピンチからチャンスを生む。変わることで新しい日本の顔が見えたら作れたらいい」と述べた。立憲民主党・笠国会対策委員長も着物姿に。少数与党となる中での通常国会。野党第1党としてどう向き合っていくのか。笠対策委員長は「いままでできなかったような法案の成立、政策を実現できる。実績、成果をきちんと出すことができるかどうか」、今国会を表すひと言は「“変”。巳年で脱皮、変えていく」と挙げた。与野党の議員それぞれが、「変わる」をキーワードに掲げた今国会。記念撮影では約60人の議員が集まり笑顔で話す場面もあった。自民党・野田聖子元総務相は「国民にとってプラスになる政治ができるといい」と語った。召集日のにぎわいは国会の中にある議員食堂にも。30種類ほどあるメニューのうち人気なのがカレー。5分ほどで提供されるため慌ただしく動く国会のスケジュールに最適だという。去年の衆議院選挙で初当選した国民民主党・石井智恵衆院議員は「ここでこのカレーを食べることが夢」と語った。食堂の責任者はこれから忙しくなると話していた。衆院本館議員食堂責任者・鈴木聖樹さんは「議員の主家ジュールを邪魔しないよう速やかに出せるよう準備したい」と語った。午後2時ごろ、石破首相が就任後初めてとなる施政方針演説に臨み目指す国家像を語った。石破首相は「一人一人が主導する“楽しい日本”を目指していきたい」と述べ、こうした国づくりの核心に「地方創生」を位置づけるとしたうえで「これを“令和の日本列島改造”として強力に進める」と述べた。「日本列島改造」といえば石破首相が政治の師と仰ぐ昭和の田中角栄元首相。その令和版について石破首相は「5本の柱で厳しい国際競争の中、日本全体の活力を取り戻すべく進めていく」と述べた。5本の柱には若者や女性にも選ばれる地方、産学官の地方移転と創生、新時代のインフラ整備などを打ち出した。具体的には働きやすく魅力ある職場づくりや男女の賃金格差の是正、AIの活用を含めた地方でのイノベーションの創造などに取り組む方針を示した。一方、政治改革を巡って石破首相は「課題について結論を得るのは政治家の使命。民主主義をどのように支えるか議論が重要」と述べた上で、演説の結びとして「党派を超えた合意形成を図るため臨時国会に続き与党、野党ともに責任ある立場で熟議し、より良い成案を得るという民主主義の本来の姿に立って政権運営にあたる」と語った。自民党・森山幹事長は「現実と向き合いながら日本のあるべき姿と課題の解決に向けた政策をしっかりと述べてくれた」、公明党・斉藤代表「“楽しい日本”とはどういう日本か、それをどうつくっていくかの整合性のとれた演説だった」、立憲民主党・野田代表は「熱が伝わってこない演説だった。第2次トランプ政権、世界の荒波がこれから来る時にどう対応するのか空回りしている感じがした」、日本維新の会・前原共同代表は「国民は不安を抱えていて、“楽しい日本”と言われても、その気に到底なれない」、国民民主党・古川代表代行は「石破カラーも見えなければ熱もなかった。103万円、やガソリン税の話はまったくない」、共産党・田村委員長は「キーワードは“楽しい日本”だったようだが、何の楽しみも、わくわく感も面白みも無い演説」、れいわ新選組・山本代表は「中身が空っぽ。大胆な経済政策が必要。消費税の廃止など一切触れられていない」と述べた。
半年近い長期戦となる通常国会が召集されたが、石破政権にとっては前途多難な船出。大きく立ちはだかるのは政府が提出する予算案や法案の審議、政治とカネの問題、選択的夫婦別姓制度の議論。政府提出法案は59本の予定で与党が過半数を占めていた去年は98%が成立したが、少数与党となり、そう簡単にはいかない。特に新年度予算案を野党の協力を得て年度内に成立させられるのか。野党の主張を取り入れ修正を迫られる可能性もある。予算案に加え年金制度改革の関連法案など国民生活に直結するものも多く野党も重責を負うことになる。政治とカネの問題では3月末までに企業団体献金の扱いに結論を出すことになっているが、与野党が折り合う見通しが立っていない。東京都議会でも自民党会派で不記載が明らかになり野党側は追及を強める構え。与野党の攻防の末、伝家の宝刀といわれる内閣不信任決議案が提出されるのかどうか。もし可決されれば内閣総辞職か衆議院解散とまさに政局となる。夏には東京都議会議員選挙と参議院選挙が控えている。石破政権がいくつもの難題を乗り越えていけるのか。対する野党は協力するのか、どこかで勝負に打って出るのか。選挙を見据えて与野党双方の思惑が複雑に絡み合い先の読めない展開になりそう。
フジテレビを巡る問題。フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが、それぞれきのう開いた臨時の取締役会では経営責任を人事面でどう取るかを巡って議論が行われたが、出席した取締役によると「具体的な内容や対象者についての言及はなかった」としている。しかし、そのあとに行われたフジテレビの社内説明会では経営陣の責任を問う声や辞任を求める意見が相次ぎ、フジテレビ・港社長は「責任は重く受け止めている」と述べたという。関係者によると両社は週明け月曜日に臨時の取締役会を開き一連の問題の対応を巡る港社長ら経営陣の責任について人事も含めて議論することが明らかになった。そのあと午後4時から記者会見を開くことにしている。会見に出席するのはフジテレビとフジ・メディア・ホールディングスの嘉納修治会長、フジテレビの遠藤龍之介副会長、フジテレビの港浩一社長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長。フジテレビは今月17日に開いた記者会見で映像の撮影を認めず内容は会見がすべて終了したあとで報道するよう求めるなど制限を加え閉鎖的だと批判された。今回はオープンな形式とし映像の撮影も認めるとしている。会見でこれまでの対応や経営責任についてどのように説明するかが焦点となる。フジテレビなどの社外取締役を務める文化放送・齋藤清人社長は「取材をリクエストする人は基本的には全員呼ぶ。質問が途切れるまですべて受ける姿勢で臨んでもらえると信じている」と述べた。今回の問題を受け村上総務相はフジテレビと親会社に対して第三者委員会で早期に調査を進め、結果を踏まえて適切に対応するよう要請したことを明らかにした。村上総務相は「放送に対する国民の信頼を損ないかねない事態と認識。早急に事実関係が明らかにされ視聴者、スポンサーの信頼が回復されることが必要」と述べた。総務省消防庁はフジテレビのドラマと連携した消防のPRポスターの配布を延期。林官房長官は全ての府省庁に対しフジテレビが関わる広報啓発事業などがないか確認を進めていることを明らかにした。林官房長官は「今後フジテレビにおける調査の状況等を踏まえつつ、必要があれば適切に対応していく」と述べた。
日銀は去年7月以来となる追加の利上げを決め政策金利を0.5%程度に引き上げることになった。住宅ローンや預金など様々な金利も変化し暮らしにも影響が出てくることになりそう。追加の利上げを判断するうえで賃上げに向けた動きとアメリカのトランプ政権の影響を見極めるとしていた日銀。今日まで開いた金融政策決定会合で現在は0.25%程度としている政策金利を0.5%程度に引き上げる追加の利上げを決定した。追加の利上げを行うのは去年7月の会合以来。政策金利はリーマンショック後の2008年10月以来、17年ぶりの高い水準となる。午後3時半から行われた日銀・植田総裁の会見。外為どっとコム総合研究所・神田卓也調査部長は「次の利上げに対する距離感。さらに金利を上げていく道筋、経路に関する発言が最も市場の関心が高いと思う」と述べた。植田総裁は追加の利上げに踏み切った理由について「賃上げの動きによって経済物価が見通しどおりに推移していく確度が高まったためだ」としたうえで、注視するとしていたアメリカのトランプ大統領の政策については「その後も国際金融資本市場は全体として落ち着いていると破断した」と述べた。神田調査部長は「トランプ政権発足後、関税をすぐにかけるのはいったん見送ることもあり市場が安定していたので利上げへGOサインになったと思う」と述べた。今後のさらなる利上げの方針について植田総裁は「予断は持っていない。適切に政策を判断していきたい」と述べた。神田調査部長は「相変わらずの“データ次第”。声明発表後は円高方向へ動いていたが、蔬菜会見を聞くと利上げにものすごく前のめりな印象は受けない。今度は円が売り戻されているという市場の反応。若干肩すかしな状態」と述べた。17年ぶりの高い水準となった政策金利。暮らしにどのように影響するのか。千葉・千葉市にある住宅メーカーのショールーム。日銀の利上げに伴って住宅ローンの変動型の金利が上昇すると見られていて、これからマイホームを建てる予定だという人からは「漠然とした不安がある」との声。建設資材や人件費などの上昇で高騰する住宅価格。住宅メーカーは今回の利上げで住宅を買おうという人が減るのではないかと懸念している。住宅メーカー・野口寛人店長は「10年前等に比べるといろいろな方が家を持てるのとは少し状況が変わってきているのかな」と語った。懸念の声は中小企業からも。東京・大田区にある金属部品の加工などを手がける会社。建物の老朽化のため工場が入る本社の移転を計画している。土地の購入や新しい設備の導入などの資金を金融機関から約5億円借り入れることを検討。会社は今回の利上げにより返済の負担が増えると懸念しながらも必要な投資は進めていくとしている。金属加工会社・鈴木亮介社長は「利息も含めて払いきれるかという不安もある。最大限、成長、拡大していくためにいまがいちばん安い。投資をするタイミングは」と語った。利上げによる影響はプラスの面も。日銀の決定を受けて大手銀行では早速、普通預金の金利の引き上げを相次いで発表。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のメガバンク3行は普通預金の金利を今の0.1%から0.2%に引き上げる。日銀がマイナス金利政策を取っていた去年3月までは3行とも金利が0.001%だったが、そのときと比較すると200倍で、17年ぶりの高い水準となる。今回は追加の利上げとなったが、金融市場の関心は早くもこの先どのようなペースで、どこまで金利が引き上げられるかに移っている。仮に政策金利を0.75%まで引き上げた場合、30年ぶりの水準となる。これまで経済全体が低金利に慣れていただけにショックが大きくなる可能性もある。きょうの会見で日銀・植田総裁から利上げの実施時期やペースなどについて具体的な言及はなかったが、次の利上げのハードルは高くなりそう。
就任から3日がたったトランプ大統領。実施を宣言していた不法移民の強制送還作戦について動き。さらにケネディ大統領暗殺事件に関して新たな指示も出した。米国で警察に拘束される人物。23日、米国・ホワイトハウスの報道官は「トランプ政権が不法移民の摘発に着手し犯罪歴のある不法移民538人を拘束した」と明らかにした。さらに不法移民数百人について軍用機を使った強制送還も行ったとしたうえで「史上最大の強制送還作戦は順調に進んでいる」と強調。アメリカ国内からは賛否の声。独自の政策を打ち出すトランプ大統領。それに待ったをかける動きも。アメリカで生まれた子どもに両親の国籍にかかわらず国籍を与える出生地主義。トランプ大統領は就任初日に、この仕組みを見直す大統領令に署名。その翌日、民主党が主導する22の州などは大統領令が憲法違反だとして連邦裁判所に差し止めを求める訴えを起こしていた。このうちワシントン州など4つの州が連名で起こした訴えについてシアトルの連邦裁判所は14日間の一時的な差し止めを命じ、今後長期的な差し止めも検討する意向を示した。この判断に対しトランプ大統領は「驚きはない。控訴する」と述べた。23日にトランプ大統領が新たに署名したのがケネディ大統領暗殺などに関する文書公開の大統領令。62年前、テキサス州ダラスで当時のケネディ大統領が銃撃され死亡。世界に衝撃が走った。再び衝撃が走ったのは事件の2日後、逮捕された元海兵隊員のオズワルド容疑者が警察署内で射殺された。調査委員会はオズワルド容疑者による単独犯だとする結論を出したが、キューバや旧ソビエト、それにCIAなどが関与したのではないかという陰謀説も絶えない。2019年には事件について研究してきた専門家たちがCIAなどの国家組織の関与について新たな見解を発表した。捜査資料などの機密文書はトランプ大統領の1期目、2017年にも3000件近くが新たに公開された。ただこれ以外にもCIAが安全保障上の懸念などから公開すべきでないと要請したことからトランプ大統領の判断で公開が見送られた文書がある。今回の大統領令では15日以内に文書の全面公開に向けた計画を大統領に示すよう指示していて注目されている。トランプ大統領は世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」にオンラインで参加。国際会議の場でアメリカ第一主義を前面に押し出した自らの経済政策を展開。トランプ大統領は「世界中のすべての企業へ、私のメッセージは極めてシンプルだ。アメリカ国内で製造する。そうすれば課される税金はどの国よりも安くなる」と述べた。その上でアメリカで製品を製造する企業の法人税率を21%から15%に引き下げる考えを示した。トランプ大統領はダボス会議で、ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア・プーチン大統領とできるだけ早く会談したいとも発言。さらにメディアのインタビューでは北朝鮮・金正恩総書記と再び接触を図る意向も示した。就任以来、世界がその発言に揺れ動かされているが、真意がどこにあるのか、冷静に見定めていく必要もありそう。
厚生労働省は物価や賃金の上昇に伴い今年4月からの年金の支給額を1.9%引き上げると発表した。具体的には自営業の人たちが受け取る国民年金は満額で今年度より1308円増え、月額6万9308円、厚生年金は40年間、平均的な賃金で会社員として働いた夫と専業主婦の世帯のいわゆるモデル年金で4412円増え月額23万2784円になる。
全国の気象情報を伝えた。
3月18日に開幕するセンバツ高校野球。出場する32校が決まった。北海道・東北:東海大札幌(北海道)、青森山田(青森)、花巻東(岩手)、聖光学院(福島)。大リーグドジャース・大谷翔平選手の母校・花巻東高校などが選ばれた。関東・東京:高崎健康福祉大高崎(群馬)、浦和実(埼玉)、山梨学院(山梨)、千葉黎明(千葉)、二松学舎大付(東京)、早稲田実(東京)、横浜(神奈川)。計7校、横浜高校や高崎健康福祉大高崎高校など全国制覇の経験がある高校が選ばれている。去年の優勝校・健大高崎・加藤大成主将は「史上4校目の春連覇を達成できるように、挑戦者の気持ちを忘れずに一戦必勝で頑張りたい」とコメント。北信越・東海:日本航空石川(石川)、敦賀気比(福井)、常葉大菊川(静岡)、至学館(愛知)、大垣日大高(岐阜)。能登半島地震で被災した日本航空高校石川が2年連続の出場。日本航空石川・及川蓮志主将は「能登の気持ちを背負うとまではいかないが、全力で頑張っている姿を見てもらいたい」と語った。近畿:滋賀学園(滋賀)、滋賀短大付(滋賀)、天理(奈良)、智弁和歌山(和歌山)、市和歌山(和歌山)、東洋大姫路(兵庫)。大阪の学校が出場しないのは、98年前の1927年以来。中国・四国:米子松蔭(鳥取)、広島商(広島)、高松商(香川)、明徳義塾(高知)。香川・高松商業が、今大会の出場チームで最多の29回目の出場。九州:西日本短大付(福岡)、柳ヶ浦(大分)、沖縄尚学(沖縄)、エナジックスポーツ(沖縄)、沖縄・エナジックスポーツ高等学院が、春夏通じて初めての出場。創部3年目で初の甲子園。エナジックスポーツ・砂川誠吾主将は「エナジック旋風を起こして、甲子園で優勝するのが目標」と語った。21世紀枠:壱岐(長崎)、横浜清陵(神奈川)。壱岐は1909年に創立された県立高校で、野球部は女子マネージャーを含む全員が壱岐島出身。壱岐・浦上脩吾主将は「野球ができるのは、地域の方々の支えがあるから。思い切ったプレーで島の人を勇気づけたい」と語った。
- キーワード
- エナジックスポーツ高等学院ロサンゼルス・ドジャース二松学舎大学附属高等学校令和6年 能登半島地震加藤大成千葉黎明高等学校及川蓮志和歌山市立和歌山高等学校大垣日大高校大谷翔平天理高等学校山梨学院中学高等学校常葉大学附属菊川中学校・高等学校広島県立広島商業高等学校敦賀気比高等学校・付属中学校日本航空高等学校石川早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部明徳義塾中学校・高等学校智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校東洋大学附属姫路中学校・高等学校東海大学付属札幌高等学校柳ヶ浦高等学校横浜中学校・高等学校沖縄尚学高等学校・附属中学校浦上脩吾浦和実業学園中学校・高等学校滋賀学園中学校・高等学校滋賀短期大学附属高等学校砂川誠吾神奈川県立横浜清陵高等学校米子松蔭高等学校聖光学院高等学校至学館高等学校花巻東高等学校西日本短期大学附属高等学校長崎県立壱岐高等学校青森山田中学高等学校香川県立高松商業高等学校高崎健康福祉大学高崎高等学校
日本選手として初めて米国野球殿堂入りを果たしたイチローさんが、米国・クーパーズタウン・野球殿堂博物館を訪れ、「どうやら1人投票してくれなかった方がいるようだが、ぜひ自宅に招待して一緒にお酒を飲みたい」とユーモアたっぷりに喜びを語った。満票での選出に1票届かなかったことを引き合いに出し、笑いを誘ったイチローさん。シーズン262安打の大リーグ記録を打ち立てるなど、19年にわたって活躍。歴代の殿堂入りの選手たちと共に、自身のレリーフが並ぶことについて聞かれると、イチローさんは「同じところにいていいのかという気持ちと、先輩たちに近づいていくには、これからの僕の歩み方、生き方によって近づいていけると思う。ここからがスタートというとらえ方もできるのではないか」と語った。
- キーワード
- イチロークーパーズタウン(アメリカ)
イチローさんと大リーグヤンキースで共にプレーした田中将大投手が、自主トレーニングを公開した。田中投手は「(イチローさんに)メッセージは贈らせてもらった。頑張れよと言ってもらった」と語った。田中投手は昨シーズン終了後、楽天から巨人に加入。きょう初めて訪れたというジャイアンツ球場で、ランニングやキャッチボールを行った。日米通算200勝まであと3勝。このオフ、すでに4回ブルペンに入るなど、順調に調整が進んでいるという。田中投手は「チーム内の競争にも勝っていかないといけない」と述べた。神奈川・川崎市の映像。
卓球全日本選手権。16歳の張本美和が、ジュニア女子で3連覇を果たした。高校1年生の張本は、五輪銀メダリストの実力どおり、決勝に進んだ。決勝:張本美和×3−1面手凛。張本は勝負どころで強さを見せ、史上3人目の3連覇達成。このあと、休む間もなく女子シングルスの5回戦へ。大学生を圧倒しストレート勝ち。続く6回戦も勝利し、あすの準々決勝に進んだ。張本選手は「疲れました…。優勝できてすごくうれしい」とコメント。