“多国籍の街”で生きる! “6カ国の住民”つなぐ秘策!

2026年6月12日放送 22:10 - 22:21 テレビ東京
ガイアの夜明け ガイアの夜明け

伊藤さんは外国人との交流のために行動を移していた。その舞台が会議。様々な国の人たちがやってくるが、6つの国の店主たちが集まる通称「6カ国会議」は、伊藤さんは立ち上げメンバーの一人で、9年前は始めた当初は4カ国だった。今では商店街以外の自業者や行政も参加し、2カ月に1度集まって街の問題の解決を話し合う。多国籍の街をより良いものにしようという試み。この日、伊藤さんがやってきたのは、6カ国会議のメンバーでもある、ネパール料理店の店主のサムザナさんの元。相談があると言う。去年オープンしたこの店のイチオシはディドという家庭料理。そば粉を練った餅のようなネパールの主食で、サムザナさんは10年前に留学生として来日。日本人を深く知ることでこの土地で暮らしたいと思うように。去年には念願の夢だった店を新大久保にオープンした。そんなサムザナさんの悩みは、日本人が店に来ないこと。こうした課題は他の店も抱えているという。
多岐にわたる問題に取り組む伊藤さん。この日は消防署にやってきたが、集まってもらったのは新大久保に暮らす外国人の人々。その目的は防災訓練。6カ国の中でもネパールは地震大国。3年前にはマグニチュード6.4の地震が発生した。しかしベトナムの女性は地震を体験したことがないという。いざとなったらパニックになってしまうと、伊藤さんが消防署に頼んだのは地震体験。地震を知らない人たちが体験し、他にも火災に備えて消火器の扱い方も学んだ。商店街に戻った伊藤さんは、課題の解決に新宿区の交通対策課の小谷さんと落ち合った。外国人が急増し街は大混雑。さらに韓流ブームで若い観光客も押し寄せている。そんな状況に困っていたのは昔ながらの住人たち。大久保エリアの住民は、21年から26年の間で外国籍は2242人増加しているが、日本人は2265人減少した。(新宿区調べ)。伊藤さんは通りを少しでも歩きやすくすれば、昔から住む人たちの利便性がよくなるのではと考えた。
3月28日に、休日のランチタイムに合わせて始まったのは歩行者天国。新宿区が混雑緩和に向け実施した。伊藤さんたちは外国人の住民だけでなく日本人の住民にとっても暮らしやすい街を目指している。新宿区区長も同じ思いだという。新宿区は今後、歩行者天国だけでなく歩道の活況なども検討している。この日、6カ国会議が臨時で開かれたが、日本人の住民も巻き込んで交流を深めるイベントを開催しようとしていた。会議には町内会の代表も。イベントは5月に決定し、サムザナさんもその時に出す料理を考えていた。小麦粉をねった生地でひき肉を包んで蒸したモモは、ネパールの国民食でひき肉を包んだ
蒸した餃子のこと。伊藤さんはそのモモを試食し、太鼓判を押した。他にも民族衣装を日本人に着てもらおうと用意する店も。


キーワード
ひき肉新大久保(東京)ネパール新宿消防署大久保通り新宿区ベトナム

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