2026年6月12日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京

ガイアの夜明け
【「多国籍の街」で生きる!】

出演者
長谷川博己 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ガイアの夜明け
ベトナム・パキスタン・ネパール… 多国籍の飲食店が続々!

JR山手線にある新大久保。新大久保商店街は140店舗が加盟している。通り沿いのドン・キホーテでは珍しい光景があり、その場で絞って作るサトウキビジュースや豚焼きバインミーというベトナムのソウルフードを販売している。その直ぐ側の店では、鮮やかなピンク色のお菓子が人気を集めている。パキスタンで人気を集めているピンク チャムチャムはミルクを固めて、シロップに漬けたおやつ。 外国人の店が増えたこともあり、イスラム通りと呼ばれる場所も。大久保エリアは外国籍移住率は24%(新宿区調べ)。その裏で、あることが起きていた。地元で長年愛されていた八百屋が今年3月に店を閉じた。2ヶ月後には40年近く続いた青果店も。後継者不足もあり、ここ数年で日本人が経営する31店舗が閉店していた。そこを埋めるようにして外国人の店が増えていた。また在留外国人数は412万人にのぼり過去最高を更新した。(出入国在留管理庁調べ)。

キーワード
サトウキビジュースシディークナショナルマート 新大久保店ドン・キホーテピンク チャムチャム出入国在留管理庁山手線新大久保商店街新大久保駅新大久保(東京)新宿区百人町文化通り豚焼きバインミー
交流には課題も

交流には課題もという映像が流れた。

“多国籍の街”で生きる! 外国人が集まる新大久保

新大久保にある島村印店は、老舗のはんこ専門店で店主は伊藤節子さん。印鑑離れもあり、売上はこの20年で半分にまで落ち込んでいる。終戦の翌年に開業し、焼け野原から蘇った新大久保商店街。戦後に近隣で働く韓国の人々が数多く暮らすようになったがその片隅に島村印店はあった。この地で生まれ育った伊藤さんは、結婚後37歳で父親から家業を継いで今も夫婦で経営している。その後、韓流ブームなどで、コリアンタウンと呼ばれるようになった新大久保。しかし2013年に事件が。日韓関係の悪化で、在日韓国人などへのヘイトスピーチ、デモが過激化した。その後、韓流ブームに陰りが生まれ、韓国関連の店が減少していった。(新大久保商店街振興組合調べ)。

キーワード
YouTube島村印店新大久保商店街振興組合新大久保駅新大久保(東京)

あの出来事から10年以上が経過し、いろいろな国籍の人たちが集まってきたことで、今や多国籍な街に変化。そして、伊藤さんの店を支えているのも外国人。伊藤さんはいち早くカタカナはんこを始めたが、いつの間にが大事な商売相手に。しかし、新たな問題も起こっている。地元で30年以上続く不動産業者は、外国人同士での部屋の又貸しが多いという。テナントを借りている外国人の店主が仲介した業者に無断でまた別の外国人に貸している。また、車道に長時間空き箱を放置する店がありこれが道路交通法違反になることも。伊藤さんは外国人と日本人とつなぐ架け橋になりたいと考えた。

キーワード
新大久保(東京)
“多国籍の街”で生きる! “6カ国の住民”つなぐ秘策!

伊藤さんは外国人との交流のために行動を移していた。その舞台が会議。様々な国の人たちがやってくるが、6つの国の店主たちが集まる通称「6カ国会議」は、伊藤さんは立ち上げメンバーの一人で、9年前は始めた当初は4カ国だった。今では商店街以外の自業者や行政も参加し、2カ月に1度集まって街の問題の解決を話し合う。多国籍の街をより良いものにしようという試み。この日、伊藤さんがやってきたのは、6カ国会議のメンバーでもある、ネパール料理店の店主のサムザナさんの元。相談があると言う。去年オープンしたこの店のイチオシはディドという家庭料理。そば粉を練った餅のようなネパールの主食で、サムザナさんは10年前に留学生として来日。日本人を深く知ることでこの土地で暮らしたいと思うように。去年には念願の夢だった店を新大久保にオープンした。そんなサムザナさんの悩みは、日本人が店に来ないこと。こうした課題は他の店も抱えているという。

キーワード
新大久保(東京)

多岐にわたる問題に取り組む伊藤さん。この日は消防署にやってきたが、集まってもらったのは新大久保に暮らす外国人の人々。その目的は防災訓練。6カ国の中でもネパールは地震大国。3年前にはマグニチュード6.4の地震が発生した。しかしベトナムの女性は地震を体験したことがないという。いざとなったらパニックになってしまうと、伊藤さんが消防署に頼んだのは地震体験。地震を知らない人たちが体験し、他にも火災に備えて消火器の扱い方も学んだ。商店街に戻った伊藤さんは、課題の解決に新宿区の交通対策課の小谷さんと落ち合った。外国人が急増し街は大混雑。さらに韓流ブームで若い観光客も押し寄せている。そんな状況に困っていたのは昔ながらの住人たち。大久保エリアの住民は、21年から26年の間で外国籍は2242人増加しているが、日本人は2265人減少した。(新宿区調べ)。伊藤さんは通りを少しでも歩きやすくすれば、昔から住む人たちの利便性がよくなるのではと考えた。

キーワード
ネパールベトナム大久保通り新大久保(東京)新宿区新宿消防署

3月28日に、休日のランチタイムに合わせて始まったのは歩行者天国。新宿区が混雑緩和に向け実施した。伊藤さんたちは外国人の住民だけでなく日本人の住民にとっても暮らしやすい街を目指している。新宿区区長も同じ思いだという。新宿区は今後、歩行者天国だけでなく歩道の活況なども検討している。この日、6カ国会議が臨時で開かれたが、日本人の住民も巻き込んで交流を深めるイベントを開催しようとしていた。会議には町内会の代表も。イベントは5月に決定し、サムザナさんもその時に出す料理を考えていた。小麦粉をねった生地でひき肉を包んで蒸したモモは、ネパールの国民食でひき肉を包んだ 蒸した餃子のこと。伊藤さんはそのモモを試食し、太鼓判を押した。他にも民族衣装を日本人に着てもらおうと用意する店も。

キーワード
ひき肉新大久保(東京)新宿区
“多国籍の街”で生きる! 外国人が支えるモノづくり

愛知県・高浜市は多国籍化と長年向きあってきた街。自動車関連の工場が点在し、古くから外国人労働者を受け入れてきた。中でも高浜市は住民の11%が外国籍。東海興業という会社は自動車のゴム部品を製造しているが、この工場は300人いる従業員の6割がフィリピンやベトナムから来た労働者。人事担当の貝原さんは人手不足なども影響で外国人の採用を強化してきた。

キーワード
東海興業高浜市(愛知)
“多国籍の街”で生きる!外国人の採用強化も難題が…

5月、フィリピンのセブ島に東海興業の貝原さんがやってきた。3カ月に1度現地にやってきて面接を行っている。フィリピンの平均月収は5万6000円で、集まった女性たちも日本で働くことを望んでいる。今回は男女6人が内定をもらった。貝原さんはそれぞれの自宅も訪問。日本で働いて貰う人の家庭環境や人柄を確認するのが目的。日本に戻った貝原さんだったが、今後は既に来日が決まっている内定者たちの受け入れ準備を進めていた。外国人の入居は断られるケースが多く、毎回苦戦していた。そんな貝原さんが頼りにしているのはビレッジハウス・マネジメントという全国で10万室以上を運営する賃貸会社。外国人の受け入れも積極的。新たな外国人入居にもメドがたった。同じ頃、去年の秋に採用を決めた人たちがフィリピンから来日。その物件もビレッジハウスが用意してくれた部屋で3DKで家賃は6万円。同僚4人で住むことで、一人の負担は1万5千円に。

キーワード
セブ島ビレッジハウス・マネジメント東海興業
“多国籍の街”で生きる! 外国人住民が8割の団地も!?

ビレッジハウス・マネジメントを立ち上げたのは岩元龍彦さん。その強みは圧倒的な物件数。1961年に国が始めた雇用促進住宅は低所得者や失業者などに向けて1961年から国が運営していた。しかし2007年に制度廃止が決定した。全国に2865棟、総額610億円で一括取得したのがアメリカの投資ファンドを親会社にもつビレッジハウス。膨大な住まいを再利用する岩元さん。その思いは空き家の管理が大変で、公営住宅の良さは建物が頑丈で何十年も運営ができるという。長く建物を使っていくことが重要なポイントだという。また徹底していることは、改装を最小限にし、礼金などの手数料を無料に。保証人も不要にし、低所得者が単身の高齢者でも入居しやすい団地に。そのいくつかが外国の人たちの受け皿に。

キーワード
ビレッジハウス・マネジメント

神奈川県出身の岩元さんは、10歳のときにアメリカに移住することに。見知らぬ土地で支えとなったのは、日本人の家族。異国の地でも暮らしやすいコミュニティを作りたいという想いが岩元さんを突き動かしていた。今では売上高430億円で、従業員は1000人に及ぶ。数ある物件の中でも外国人比率が高いのがビレッジハウス湯山。全112室のうち、入居者の8割が外国人が占めている。ブラジルやベトナム国籍の人が多いのが特徴。外国人ならでは独特のコミュニティがある一方で、問題には貸していた部屋には生活習慣の違いで発生するトラブルが。団地のゴミ捨て場には、使用禁止の黒いゴミ袋が。団地の自治会も外国人の住民に向け何度も訴えてきたが、いくら呼びかけも反応はない。

キーワード
ビレッジハウス湯山高浜市(愛知)
“多国籍の街”で生きる! トラブル続出…救世主は!?

岩元さんは団地のトラブルを解決するために指導員を配置しようと考えた。中島マリオさんは日系ブラジル人で、管理人としてあえて外国人を雇うことにした。さらにマリオさんに加え、呼び寄せたのは社員のベトナム人のファン・ヴァン・チャンさん。11年前に留学生として来日したチャンさんは、一人暮らしを始めたものの日本のルールがわからず、そのためにいろいろなトラブルが。自分が体験した苦労を入居する外国人のためにいかしたいという思いで入社した。2人が湯山団地の担当になって2週間、点検に向かったゴミ捨て場にはまたも黒いゴミ袋で捨てられていた。

キーワード
ビレッジハウス・マネジメントビレッジハウス湯山
正しく伝わらないことも

「正しく伝わらないことも」という映像が流れた。

“多国籍の街”で生きる! トラブル続出…どう解決!?

名古屋市に本社のあるビレッジハウス・マネジメント。4月に、外国人入居者が多い団地のごみ捨て問題について会議が開かれた。5月15日に社長の岩元さんはチャンさんたちとともに6カ国の住民が参加するイベントを開催。ここで始まったのは母国語でゴミの捨て方をレクチャーした。チャンさんはベトナム人への説明を行った。外国人にとっては細かすぎる分別ルールをみっちり伝えた。一番喜んだのは日本人の住民たち。ビレッジハウスの試行錯誤は続く。

キーワード
ビレッジハウス・マネジメントビレッジハウス湯山名古屋市(愛知)
“多国籍の街”で生きる! “6カ国”つなぐイベント開幕!

東京の新大久保では、5月24日に多国籍のイベントが開催。仕掛けたのは新大久保商店街の伊藤さんたち面々。店主たちが準備した自慢の食や文化を披露する。ベトナムブースの目玉は民族衣装のアオザイを体験できるコーナー。ネパールのブースでは、サムザナさんが自慢の料理を販売。得に日本人に食べてもらいたいと用意したモモは日本人にも好評で店を知ってもらう良い機会に。

キーワード
新大久保インターフェス新大久保商店街新大久保(東京)
“多国籍の街”で生きる! “7カ国会議”へ…新大久保の未来

新大久保にある伊藤さんの店にミャンマー人のトゥエさんがやってきた。目的はミャンマー人を代表として、6カ国会議の会議に参加したいという。これからは7カ国会議として、新たな仲間が加わった。

キーワード
新大久保商店街新大久保(東京)
(エンディング)
次回予告

「ガイアの夜明け」の次回予告をした。

(番組宣伝)
ワールドビジネスサテライト

「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。スペースX上場 初値は?

キーワード
スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.