2026年5月22日放送 22:00 - 22:54 テレビ東京

ガイアの夜明け
【定年は必要ですか?】

出演者
長谷川博己 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

ガイアの夜明け
USJがシニアを積極採用! 定年を延長する企業も続々

大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンは世界中から観光客が訪れる人気のテーマパーク。クルーと呼ばれるスタッフは若者が務めているイメージが強いが、年配の人があちこちに。USJで働く60代は800人にのぼる。椎野俊一さんは63歳で、定年退職後にツアーガイドとして採用された。得意の英語をいかして接客し、前職は産業機器メーカーの技術者だったが、8年間アメリカに駐在していたことも。4月にはUSJの運営会社が開いた就職説明会では、この日も熱心に話を聞くシニアの姿が。USJでは60代をアクティブシニアと呼び、2年前から採用に力を入れている。年々来場者の年齢層が広がっていることへの対応でもあるが、理由は、長期で安定的に働いてもらえると高いゲストサービスレベルを維持できるという。日本企業の9割以上の定年制があるが、そのうち7割が60歳定年。少子高齢化による人手不足や健康寿命の伸びにより、ダイキン工業やカインズが65歳を定年に。そんな中、定年制度そのものをなくした企業も。世界的なファスナーメーカーとして知られるYKKは売上高1兆円。国内従業員数は1万8000人。2021年度にYKKは65歳定年を廃止し、決断の背景には競争力を保つ狙いがあるという。

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YKKカインズダイキン工業ユニバーサル・スタジオ・ジャパン任天堂千代田区(東京)厚生労働省此花区(大阪)
終わりではなく始まり?

終わりではなく始まり?という映像が流れた。

定年は必要ですか? “後輩を育てる”新ポスト!

東京・丸の内にあるカルビーの本社。売り上げ高3400億円で、従業員は5100人。かっぱえびせんやポテトチップスなど国内スナック菓子市場でトップシェアを誇る。マーケティング本部で働く住谷みどりさんは60歳。北海道土産で知られるじゃがポックルのブランド戦略を担当している。この日は若手社員を交えての会議。住谷さんがフルグラのマーケティング戦略を立案しトップシェアに引き上げた。今年3月には一度定年退職を迎えたが、4月から新たな立ち位置としてシニアマイスターに。2024年にカルビーが高い専門性を後継者に伝え、育成するための作った。通常の再雇用と違い、年齢の上限はなく現役並みの報酬が続く。

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定年は必要ですか? 68歳 シニアマイスターの実力

鹿児島市にカルビーのシニアマイスター1号として働く鮫島純昭さん。鮫島さんは仕事の多くを在宅でこなす。本社にいる上司に進捗状況を報告。2月中旬にやってきたのはカルビー鹿児島工場。全国に7カ所あるポテトチップスを作る工場の一つ。1975年に設立され、九州を中心に出荷している。ここは鮫島さんにとっての古巣でもある。現場の後輩たちに声をかけて生産ラインを見て回る。翌日になり、この日は月に一度製造ラインを止めて点検と清楚をする休機日。機械が止まるこの日こそ、鮫島さんがマイスターとしての本領を発揮。鮫島さんの役割は工場の安全を守ることで、起こりうる事故を全員で想定し対策を確認する危険予知活動。鮫島さんがカルビーに入社したのは1976年で、鹿児島工場で初めて始まったばかりのポテトチップス製造に携わった。その後品質管理を長く担当し、定年後は1年単位の契約社員に。しかし24年に制度が始まるとシニアマイスターに任命された。これまでの知識や経験をもとに危険の目を摘むのが鮫島さんの役割。転倒防止や怪我防止のクッションを配置。またジャガイモを選別する工程では装置の点検を行っていた。

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カルビーカルビー鹿児島工場鹿児島市(鹿児島)

鮫島さんはこの日出張やってきた。現在担当しているのは西日本の4つの工場。訪れたのは広島みやじま工場で、3ケ月前のパトロールで指摘した場所を確認しにやってきた。以前踏み台を昇り降りしながら作業していた作業員が危ないと感じ、改善後は踏み台は手すりがついて大きく高くなっていた。改善は評価したものの、現場の班長に、自分の経験した事故を起こさないために気づいたことを後輩に伝えていく。カルビーは今後、鮫島さんのようなシニアマイスターを増やしていく方針。定年の延長ではなくこうした制度を選んだ理由には、社員の中でも温度感があり、何歳でもということは必ずしもハッピーではないと感じたためだという。

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カルビー広島みやじま工場広島県廿日市市(広島)
定年は必要ですか? “60歳以上限定”の会社誕生

大阪・東大阪市に2年前に誕生したのは60歳以上でなければ入社できない会社。

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東大阪市(大阪)
年齢とはただの数字?

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定年は必要ですか? “60歳以上限定”の会社誕生

大阪・東大阪市にあるM&Mネクストソリューション。13人の社員がいるが、60歳以上限定しか入れない会社で、多くは大企業を定年退職した人々。社長の宮永良一さんは67歳。元はシャープの元役員で、やり手の営業マンとして知られた人。入社条件を60歳以上にした狙いには、仕事をしたいというシニアが希望をもつ会社が必要だと感じたという。M&Mは知識や経験をいかして中小企業の企画開発や営業を支援。初の自社製品の開発を行っていた目をつけたのはエアコンの取替工事。重さ25キロの室外機をロープ1本で釣り上げ、3人は必要な作業。エアコン設置工事は高齢化と重労働で人手不足になっていて、来年からはエアコンの省エネ基準が引き上げられ、性能の向上で、室外機が重くなる可能性も。

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定年は必要ですか? 69歳技術者が新製品に挑む!

室外機の釣り上げ機の開発を任されたのは山田秀樹さん69歳。キャリア50年のベテランの技術者。山田さんはホイストという、重いものを垂直に上げ下げする装置で釣り上げようとしていた。15キロの重りで試したがおろすことに課題があり、そっと置くことが重要で、ピタッと止めるのは絶対条件だという。29歳から金属加工会社に入社し、開発責任者として担当していたのは釣り用の電動リール。数百キロのマグロを釣り上げるパワーと耐久性を支え、業務用としては今でも高いシェアをほこる。山田さんが定年退職したのは65歳のときで、その後も同じ会社で働いてきたが去年に転職。六甲山地を夫婦で過ごすのが楽しみだという。さらに別の日には山田さんが室外機を釣り上げるためのホイストの課題を解決しようとしていた。長年開発に携わった電動リールの技術を活かそうとしている。改良前は装置を止める際に一からブレーキをかけるためにストップするためにタイムラグが生じていた。改良後には常に一定のブレーキをかけた状態に。エアコンホイストの値段は1台35万円。3000台の販売を見込んでいる。社長にその商品をお披露目しようとはしごを使った検証がスタート。釣り上げ作業では80キロをクリアした。

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M&Mネクストソリューションエアコンホイストミヤマエ六甲山地兵庫県
配信情報

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定年は必要ですか? 69歳技術者が新製品に挑む!

60歳以上しか入れない会社M&Mネクストソリューションの山田さんは製品の最終テストに臨んでいた。エアコンの室外機設置装置で狙った位置に止められるか?もクリアした。開発が一段落した夜、月に一度は揃って飲み会を行った。3月中旬には新製品の発売日を決める会議が開かれた。ここで問題が発生し、2週間後の発売を考えていたが、山田さんは延期したいと答えた。長年安全な製品にこだわっていた山田さんは、耐久テストに時間をかけたいと伝えた。宮永さんはベテランの山田さんだからこそ信頼している。追加の耐久試験が行われ、30日間で5000回以上上げ下げを繰り返す。4月下旬に新製品の発売が2週間後に決まった。地元のエアコン設置業者など、30人が参加した商品説明会。M&Mが北海道で初めて開いた理由にはエアコンの普及率が低い上に、猛暑の影響で需要が高まっているため。また雪が積もるために、室外機も故障を避けて高い位置に取り付ける事が多い。説明を聞いていた銅道久美さんは由仁町の銅道電気を経営。今回M&Mの装置を使って取付け工事をしたいと考えた。急ぐ理由には売却済みのエアコンの設置が進んでいない。早速ホイストを使った設置工事が行われた。

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M&Mネクストソリューションエアコンホイスト中央区(北海道)由仁町(北海道)銅道電気
定年は必要ですか? 69歳技術者…80歳まで働く!

M&Mネクストソリューションの山田さんは、新製品のエアコンを釣り上げる機械を実際に使う日を迎え、実際にその現場を社長らとともに設置を見届けた。その活躍ぶりに顧客も大満足。これを使えば作業時間は半分。人手も減らすことができる。

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M&Mネクストソリューションエアコンホイスト由仁町(北海道)
(エンディング)
次回予告

「ガイアの夜明け」の次回予告をした。

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ワールドビジネスサテライト

「ワールドビジネスサテライト」の番組宣伝。

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