UAE(アラブ首長国連邦)がOPEC(石油輸出国機構)からあす5月1日付で脱退すると発表した。OPEC加盟国別原油生産量、1位サウジアラビア、2位イラク、3位UAE。欧米メディアは、UAEのOPEC脱退について、「1960年の設立以来最大の打撃」と伝えた。OPEC設立した当時、原油価格は、欧米の石油会社「メジャー」が握り、一方的に価格を引き下げていた。それに反発した産油国が利益を守るためにOPECを設立。UAEの情勢に詳しい堀抜さんによると、OPECの盟主「サウジアラビア」とOPEC脱退を発表した「UAE」で路線の違いがある。サウジアラビアは、生産量を抑え価格の低下を防ぎたい。UAEが本来の生産能力まで原油を増産すれば、1日あたり240億円増収。脱炭素で原油の需要が下がる前にUAEとしては、いま原油を増産して資金を得て、その資金をAIや宇宙産業などに投資していきたい。日本の原油輸入先1位は、UAE。国同士の関係が深く、原油生産量が上がれば価格が下がり、日本にとってプラスに働くか。UAEからの購入量が増えれば、サウジアラビアからの購入量が減る可能性があり、慎重は判断が必要。
