“水星到着 再来年11月に”

2024年9月3日放送 17:04 - 17:07 NHK総合
午後LIVE ニュースーン (ニュース)

JAXAの探査機「みお」が水星に向けて6年前に打ち上げられ、宇宙兄弟の公式SNSでも祝福のメッセージがあった。水星は太陽に最も近い惑星で、地表温度は約430℃で探査が困難で、これまでに水星を探査したのはアメリカの2機。日本はヨーロッパと共同で探査計画を進めていた。熱対策として表面に鏡が張られ、光を反射して温度上昇を食い止める。太陽光パネルは熱による劣化度合いを調べる実験を繰り返した。太陽の引力に引っ張られるため軌道への投入には高い技術が求められ、みおはスイングバイという地球などの重力を利用し進路を変える飛行方法を何度も繰り返し、7年かけて水星を周回する軌道に入る予定だった。今年5月、ヨーロッパ側の機器に不具合が発生したと報告があり、見直しを行った結果水星への到着時期を1年延期し、2026年11月への変更を決めた。観測に支障はないとしている。みおは水星を周回しながら約1年かけ、水星を取り巻く磁場のデータなどを調べる。


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