サンデー・ジャポン (ニュース)
金曜、自民党は参院選総括委員会を開いた。関係者によると、執行部が示した参院選の敗因は「政治とカネの問題」や能登半島地震を巡る参議院議員の失言などが敗因として盛り込まれたという。この総括の内容次第で急加速と見られるのが総裁選前倒しに向けた動き。JNNは自民党所属の国会議員にアンケートや聞き取り調査を実施し219人から回答を得た。前倒しを行うべきと答えた議員は49人、必要ないは19人となった。残る137人について森山幹事長の番記者である原記者は「まずは総括の内容を見て納得できないということであれば前倒しに賛成するという判断をしていくんだと思う」としている。さらに逢沢選挙管理委員長は前倒しに賛成した議員の氏名を公表することを明らかにした。小林史明環境副大臣や神田潤一法務大臣政務官が役職を辞任してでも前倒しを要求すると表明。さらに、一昨日には旧茂木派の中堅・若手議員10人が会合を開き前倒しを求める方針を確認した。