とれたてっ! (ニュース)
福岡県議会・蔵内議長が突然の辞任意向を表明した。テレビ西日本・川崎健太記者の解説。辞任意向表明は自民党の若手を中心に反発の声が強まったことが一つの要因。金銭授受疑惑の調査結果が出た後で進退を判断するという趣旨の発言をしており早くて年内、遅くても年明け1月・2月に蔵内議長が判断するとみていたが、このところ議長に対する反発の声が党内で上がっていたため、早い段階での議長辞職に追い込まれたという側面はある。
テレビ西日本・川崎健太記者の解説。福岡県議会・蔵内勇夫議長の「辞職勧告決議案」を巡る動きについて。きのう午前10時、公明党の10人が全会一致で賛成することを確認。午後1時ごろ、自民党の十数人が賛成の可能性を示し、可決の可能性が浮上していた。午後3時半ごろ、蔵内議長が辞職意向を示した。午後5時ごろ、「中止動議」により採決は見送られた。自民党の若手議員は先月の段階で蔵内議長の事実上の辞職要望に近い意見書を提出していたが、蔵内議長に伝わっていないことが分かり、若手議員たちが別の幹部に議長と話をさせてくれという動きがあった。それを受け、蔵内議長が議員総会の場で9月議会をめどに辞職する意向を示し、そこから一気に話が進んだという。若手議員は中止動議を通すことで議長の辞職という実利を取りに行った形で圧力はなかったとしている。県民からは厳しい声が上がっている。岸田雪子は「吉松氏が仕掛けた一種のクーデターが本人の辞職の意思表明まで一種成功したように見えるが、蔵内氏は負けかというと負けというより守ったと感じている」などとコメントした。
テレビ西日本・川崎健太記者の解説。 民主県政県議団は20人中10人、公明党は10人全員が全会一致、新政会の6人、その他会派の一部が決議案に賛成するとみられた。きのう午後1時ごろには自民党県議団の十数人が賛成の可能性があったため、辞職勧告決議案の可決に必要な過半数の43人前後になっていた。中止動議に対して自民党内で唯一反対した議員は「今の県議会の体質を表している。県民との感覚が大きくずれていることが一番の根底にあるんじゃないか」と話していた。最終的に実利を取ったと言いつつも、それが実利になっていない矛盾が議会の自浄作用が働いていないとも言えるし、客観的な目線が欠けているとも言える。関西テレビ解説デスク・江口茂は「これで決着したと思っているなら大間違い。大事なのは議会の自浄能力。金銭授受について自らオープンな場で説明をする機会を作らないと信頼の回復はできない」とコメントした。今後、蔵内議長は9月の県議選までは議員を続け、県議選には出馬しない可能性があるとの見方がある。議員を辞めても一定の影響力を残そうとするのであれば、親蔵内派の自民党幹部が次の選挙で当選しないと影響力を行使することはできない。
