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メモリアルデーの買い物を節約する人が多い中、トランプ大統領は関税引き上げの意向を示して、EUとの貿易戦争を再燃させている。EUの貿易担当委員はアメリカとの貿易は脅しでなく、互いへの尊敬に基づくべきだが、対応の準備はするとした。トランプ大統領はEUとの交渉の行き詰まりを理由に6月1日からEUからの輸入品に50%の関税を課すと発表。また、大統領は初めてアメリカ企業を標的にしている。IT大手のAPPLEはiPhoneの生産拠点を全て国内に移さないと6月末に25%の関税を課される可能性がある。サムスン電子など他のIT企業への関税も追随しそう。大統領はアメリカ企業が関税を担うことの恐れを和らげようとしている。かつてないほどの雇用がアメリカで生まれているので傷ついていない、貢献しているとしている。しかし、ラトニック商務長官は今週、関税が15%に達するとアメリカに影響が出ることを認めた。アメリカの小売最大手3社が厳しい時代に入るとする中で、様々な予想を嫌気して23日に下げた。今月初め、小売大手・WALMARTは関税引き上げを受けての値上げと1500人の人員削減を発表。ディスカウントチェーン・TARGETは値上げはしないまでも関税の予想外の影響と不確実性の高まりを理由に年間見通しを下げた。NIKEは一部商品の値上げを計画し、主要な生産拠点は中国とベトナムだが関税が理由ではないとしている。ホーム・デポは関税にもかかわらず、ほとんどの商品価格の据え置きをするとしている。しかし、かきいれ時となる週末の最新のデータによると、関税のせいで家具は先月他の商品より7倍早く値上がりしている。