イット! (ニュース)
東京・港区のサバ料理専門店SABARはサバの漬け丼が人気。原材料が高騰し今月3日から「漬け丼定食」を1000円→1280円に値上げ。サバの漁獲量が減少していることが影響。物価高騰が続く中、庶民の魚であるサバが高嶺の花になる可能性。水産庁は太平洋側のサバ類の漁獲枠減を検討。2025年サバ類漁獲枠(今年7月〜来年6月)では約7万トンと約11万トンとする案がある。2018年に54万トンを超えて以降年々減少している。悪化するサバ類資源の回復へ向けて見直し。海洋環境の変化により太平洋でサバのエサであるプランクトンが減少。そのためエサ不足となりサバの成長が遅くなっている。水産庁は来月にも最終的なサバの漁獲枠を決定する方針。