首都圏情報 ネタドリ! 広がる“子どものいない人生” 語り始めた女性たち
結婚して22年の西本夫妻。妻の佳代子さんは建築士として独立しており、子どもがほしいと思いながらも一級建築士として独立することを優先してきた。佳代子さんは41歳で一級建築士の資格を取得。そして子どもがいないからこそできる人生に目を向けてきた。今は長野に古民家を借り、週末に通いながら自分たちでリノベーションを行っている。一方、子どものいない人生を誰かの役に立ちながら生きようとする人もいる。20代で結婚した後藤さんは、30代から両親の希望で不妊治療を始めた。ストレスから38歳で治療を中断し、両親とは一時的に距離を取ることになった。しかし、45歳を過ぎた頃に関係は修復していった。現在、後藤さんは子どものいない夫婦への情報発信に取り組んでおり、境遇が同じ人の助けになることにやりがいを感じている。