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北朝鮮の国営メディアによると、今月15日に行った演説でキム総書記は日米韓の3か国の軍事協力が地域の平和と安定を脅かしていると非難し、“核武力を強化する路線はすでにわれわれにとって不可逆的な政策になって久しい”と主張した。そのうえで“今、残っているのは直ちに核武力が戦争抑止と第2の使命を遂行できるよう完璧な稼働態勢を整えることだけだ”として、核の先制使用も辞さない考えを示し、核抑止力を強化していく姿勢を改めて強調した。キム総書記はおととし12月に開かれた朝鮮労働党の中央委員会総会での演説で“われわれの核は平和の安定を守ることを第1の任務とするが、抑止に失敗した場合、第2の使命を遂行することになり、それは防衛以外のものだ”などと述べていた。