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今月20日のトランプ次期大統領の就任を前に、アメリカの首都ワシントンでは就任式に向けた準備が会場となる連邦議会議事堂前などで進められている。こうした中、バイデン大統領は最後の国民向けの演説で「ごく一部の超富裕層に権力が危険な程集中している」と述べ、トランプ次期政権の発足後に権力が少数に集中した支配体制が作られかねないと警鐘を鳴らした。バイデン大統領は、報道の自由など民主主義制度を守る大切さを説き、誤った情報の危険性を警告し、50年余りの政治家生活が幕を閉じようとする中、目を光らせていくのは皆さんの番だとして自分の戦いを引き継いでくれるよう訴えた。国民に向けた最後のメッセージは「私はアメリカを愛している。皆さんも愛してほしい」というものだった。