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鹿児島県トカラ列島の悪石島や小宝島では先月21日から地震活動が活発になりこれまでに悪石島で最大震度6弱を観測している。震度1以上の揺れを観測する地震は今日午前11時の時点で1720回に上っている。気象庁は震源が浅く観測点に近いと震度が大きくなるとして、当面震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけいる。悪石島には今も20人の住民が残って生活しているが、睡眠不足・食欲低下・ストレスから来る腹痛・吐き気などを訴える住民もいたという。昨日までの3日間悪石島を訪れ診療や医療相談にあたった山田直樹医師は、生活をどうしていくかという不安が一番強いと感じたと話した。今日は第3陣の島外避難が行われ、悪石島の住民5人が今夜鹿児島市の港に到着する予定。