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午後3時、子どもたちが続々集まってくる場所がある。子どもたちの楽しみは駄菓子。そして珍しい楽器。広さ5畳のこの場所は音楽が楽しめる駄菓子店「だがしやマツコ」。子どもを待つでマツコ。店主は松島自陽さん。松島さんがこの店を始めたのは5年前。気軽に音楽に触れられる場をつくりたいと誰もが訪れやすい駄菓子店を開くことにした。幼いころ、周りを気にして自分を出せなかったという松島さん。この店で音楽に触れ、自分を表現できるようになってもらえればと考えている。この日はイベントの準備。気軽に生演奏を楽しんでもらいたいと思いを共にする友人と定期的に開催している。イベント当日、この日は10人以上が集まった。1人で何役もこなし、ミュージカルの曲を演奏。自分らしくいられる場所を作りたいと始めた駄菓子店、きょうも子どもたちの笑顔が広がる。