ポツンと一軒家 岡山県のポツンと一軒家
衛星写真で見つけた岡山県のポツンと一軒家に到着。住人の花谷栄三さん(84)・央枝さん(81)夫妻が出迎えてくれた。昨年までは米農家だったが、農機具が古くなって買い換えるとお金がかかるので廃業したという。田んぼは8枚あり、6人くらいが農作業に来て、1反あたり360kgの米を生産、年間収穫量は2880kgあった。現在は央枝さんの兄が稲作を続けていて、お米を分けてもらっている。田んぼだった場所は畑に変えて野菜などを自家栽培している。
この日は畑に蒟蒻の種芋を植えていた。穴を掘って種芋を等間隔に並べて土で埋め茅を被せる。収穫までは3年かかるという。収穫した芋は洗って切り、鍋で煮る。皮を剥いてミキサーですり潰し、炭酸ナトリウムを足して固める。お湯で煮て成形して蒟蒻が完成する。蒟蒻の栽培は10年前から。央枝さんの実家は蒟蒻農家で、見様見真似で始めた。花谷家は炭焼きを兼業し、冬場の農閑期は出稼ぎに行っていたという。畑では他にも玉ねぎや搨菜(たあさい。中国の代表的な冬野菜で白菜やチンゲンサイの仲間)を栽培している。ほうれん草、春菊、大角豆も種を買って蒔くという。
