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グリーン水素は再生可能エネルギーを使って水素を作るもので、製造過程でも二酸化炭素を出さないことから脱炭素につながるとされている。都はグリーン水素を取り引きしやすくすることで需要の掘り起こしや製造の拡大につなげようと、今月から東京商品取引所で試験的な取り引きを始めた。今回の取り引きは販売価格と購入価格をそれぞれ入札して決める方式となっていて、グリーン水素は製造コストが高いとされるため販売価格が購入価格よりも高くなった場合は都が差額を補助する。都によるとグリーン水素が市場で売買されるのは世界で初めてで、都は来年1月から3月にかけて契約が成立し供給が始まることを見込んでいる。