列島ニュース (青森局 昼のニュース)
八戸三社大祭は豪華な飾りをつけた27台の山車が八戸の市街地を練り歩く夏祭りで、今月31日から5日間行われる。これを前に八戸市内各地で山車の制作が行われていてこの内、長横町粋組では昨夜仕事を終えた組のメンバーおよそ15人が山車小屋に集まり急ピッチで作業を進めていた。この組の今年の山車は高さおよそ8メートルの吉祥七福神で、メンバーたちは発砲スチロールなどの素材をカッターで雲や馬の手綱の形に切り抜いていた。組によると“ことしは小屋を移転した影響で制作が例年より2か月ほど遅れている”ということで、祭り当日まで作業を続けるとしている。長横町粋組責任者・菅原鉄也さんは「とにかく出すんだという気持ちで制作に取り組んでいる」などと話した。