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経済アナリスト・馬渕磨理子(日本金融経済研究所・代表理事)の解説。カネカが消費者向けの牛乳の製造販売を始めた背景には、事業を通じて社会的な課題解決を図るということを経営方針として打ち出したことが関係している。例えば、環境に優しいバイオプラスチックカネカ生分解性バイオポリマー「Green Planet」の開発などもしている。ビジネスの力で社会の課題解決を図るESG経営に取り組む企業が増えている。企業活動の持続可能性を図る基準となっているのが、E(環境)、S(社会)、G(統治)。形だけのESG経営にならないように、第三者の評価を得るというのも一つの方法になってきている。企業として社会の中でどんな会社でありたいのか、どんなふうに利益を積み上げていくのかという循環の視点は、企業経営の中でメインの事業の強化にもつながっていくと言われている。
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