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フランスのマクロン大統領は国民向けの演説で“ロシアはヨーロッパ全体の脅威”だと指摘し、「フランスの核兵器による抑止力をヨーロッパの同盟国にも拡大することについて議論を始める」と明らかにした。フランスはEUヨーロッパ連合で唯一の核保有国で、マクロン氏は“核兵器の使用に関する最終的な決定はフランス大統領のみが判断”するとしている。また、「アメリカが味方であり続けると信じたいが、そうでなくなった場合についても備える必要がある」とも指摘した。3日のニューヨークでの、核兵器禁止条約の締約国会議の映像が映った。東京大学准教授・斎藤幸平氏は、「核を使った軍事増強論は、非常に危険」等と話した。