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総務省によると先月9月の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として108.2となり、去年の同じ月より2.4%上昇した。上昇率は前の月8月の2.8%から0.4ポイント縮小した。上昇率が縮小したのはことし4月以来5か月ぶりで、政府による電気ガス料金への補助が再び始まり料金が抑えられたことが主な要因。一方で生鮮食品を除く食料は3.1%上がり、上昇率は前の月から0.2ポイント拡大した。このうち品薄の続いた米類が44.7%の上昇と49年ぶりの値上がり幅となった。このほかチョコレートが9.8%、国産の豚肉が6.7%上昇した。総務省は、食料については「原材料費や輸送コストが膨らんだことなどを理由に値上がりした品目が増えている」としている。