「紫雲丸」教訓に「着衣泳」体験授業

2024年7月17日放送 14:22 - 14:24 NHK総合
列島ニュース (松江局 昼のニュース)

香川県と岡山県を結んでいた旧国鉄の連絡船「紫雲丸」は、1955年5月、別の船と衝突して沈没し、修学旅行で乗り合わせていた川津小学校の児童ら25人を含む168人が犠牲となった。事故を教訓に川津小学校では毎年水難事故を防ぐための授業を行っていて、6年生の児童が服を着たまま水面に浮かび救助を待つ「着衣泳」について学んだ。子どもたちはあごを上向きにして手と足を大の字に広げることがコツだと指導を受けプールに入って実践していた。また、ペットボトルやランドセルを体に抱えて浮かぶなどし、身のまわりのものが浮力の助けとなることを学んでいた。児童は「(水難事故が)すぐ身近で起きることがあるかもしれないから、こういうことをしっかり学んでいざ事故に遭ったときに命を守っていきたい」と話した。


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紫雲丸着衣泳香川県岡山県坂出市立川津小学校

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