- 出演者
- 村上真吾 小林孝司 兼清麻美 森花子 中村信博 坂下恵理 塩崎実央 福田裕大 大村広奈
オープニング映像が流れ、兼清麻美が挨拶した。
日南町は高原の涼しい気候を生かしたトマト栽培が盛んで、38人の生産者が5.2ヘクタールの畑で育てたトマトを「日南トマト」というブランドで出荷している。今日、町内の選果場で生産者やJAの関係者などおよそ100人が出席して出発式が開かれた。JAによると、今年は日照時間と気温に恵まれて、玉が大きく甘みと酸味のバランスもよいという。日南トマトの出荷は11月上旬まで行われ、今年は県内と山陽を中心に去年よりやや多いおよそ530トンの出荷を、売り上げは過去最高だった去年を上回る2億円余りを目指すという。
境港市の観光スポット・夢みなとタワーに期間限定の水族館が設けられ家族連れでにぎわっている。この水族館は今月13日に境港市の「夢みなとタワー」の1階多目的ホールにオープンしカクレクマノミやタツノオトシゴなど海や川にすむおよそ70種類の生き物が展示されている。館内には高さ2メートルの天井に水槽が2つはめ込まれニシキゴイや金魚が泳ぐ様子を下から観察できる。また、平日にはウミガメへの餌やり体験も行われていて、家族連れがスタッフの指示を聞きながら、わかめを与えていた。この水族館は来月25日まで開かれている。
坂出市では塩田の跡地を利用して鮮やかな赤紫色の皮が特徴の「金時いも」が夏に大規模に栽培されていて冬の「金時にんじん」や「金時みかん」と合わせて「坂出三金時」と呼ばれている。坂出市の金時いもは一般的なさつまいもより早い時期に出荷されることから、「早掘りかんしょ」とも呼ばれ、ほくほくとした食感とさっぱりとした甘さが特徴だ。小原啓二さんの畑では今月5日から収穫が始まった。小原さんによると、ことしは日照不足などから初めは、やや小ぶりだったものの今後は回復が期待できるということで地元のJAでは平年並みのおよそ880トンの出荷を見込んでいる。坂出市の金時いもの収穫は9月ごろまで続き11月ごろまで関東を中心に出荷される。
香川大学の初代学長を務めた神原甚造氏が収集した神原文庫の資料展が香川大学で開かれている。神原甚造氏は現在の最高裁判所に当たる大審院の判事を務めるなど、法曹界で活躍したのち昭和25年に香川大学の初代学長に就任した。さまざまな古文書や絵などのコレクターとも知られていて収集していた資料およそ2万8000点は神原文庫として大学に収められている。こうした資料を広く知ってもらおうと、神原文庫の中から35点が高松市の香川大学図書館で展示されている。このうち「室町院大和国高殿荘譲状」は、今から700年以上前に当時の皇族の女性が亡くなる直前に領地を譲り渡すことについて書いたものだ。中世の皇室財産の継承について具体的な状況が分かる貴重な文書だという。また江戸時代の京都の町にあった「お触れ書き」には商売する際の決まりや火事が起きたときの心得などが書かれている。資料展は今月23日まで開かれている。
早場米の栽培が盛んな日南市で、きょう、収穫されたばかりの新米の出荷式が行われた。日南市にあるJAの選果場には市内の農家が収穫したばかりの早場米のコシヒカリ合わせて2.8トンが集められた。検査員たちが袋から米を抜き取って粒の形や大きさを観察したり機械で水分の量を測ったりして品質をチェックし、運び込まれた新米のすべてが品質の最もよい一等米に格付けされた。検査が終わった米は早速トラックに積み込まれ、九州のほか関東や関西などに向けて出荷された。JAによると早いところでは今週中にもスーパーなどの店頭に並ぶという。日南市での早場米の出荷は来月上旬まで続きことしは、ほぼ例年並みの1600トンの出荷が見込まれている。
テストマッチを続けるラグビー日本代表は、今月13日に仙台市で行われたジョージア戦のあと、練習拠点の宮崎市に戻り、週末のイタリア戦に向け合宿再開。きのう公開されたのはウォーミングアップなど15分のみだったが、元気印の宮崎市出身の竹内柊平選手は大きな声でチームを盛り立てていた。竹内選手はジョージア戦でフォワードの最前列プロップとして先発出場し、力強いスクラムで相手の反則を誘うなど存在感を示した。エディー・ジョーンズHCは「竹内選手はこの合宿において一番成長したプレイヤーだと思う。(イタリア戦では)宮崎の皆さんが誇りに思えるようなプレーをしてくれると思う」と話した。竹内選手は「ひたむきに大きい選手に対して戦っている自分のファイトする背中を見てほしい。そういった姿を見て少しでも(見ている人の)力になれたらと思う」と話した。テストマッチ3戦目イタリア代表との試合は今月21日に札幌市で行われる。
担い手不足が深刻になっている農業の将来像について考える勉強会が、つくばみらい市で開かれた。この勉強会は農業の後継者不足が深刻になる中でも持続可能な農業経営について学んでもらおうと、市内の農家を対象に、つくばみらい市が開いた。勉強会では新たな技術を導入するなど先進的な農業を進めている宮城県の農業生産法人、舞台ファーム・針生信夫社長を講師に招き、10年後を見据えた農業をテーマに講演した。この中で針生社長は作物の生育状況を把握できるAIシステム、野菜を自動で収穫する機械などを導入する海外の事例を紹介しながら、「農家の人手不足は避けられない中、機械化を進めていくことが必要になる」と話した。また、境町で自身が中心となって、ことし5月に始めた地域の農業経営者が集まり、農作物の集会や物流の拠点施設を運営する取り組みを紹介し、「農業者どうしが力を合わせることで農業の新たな可能性が生まれる」と話した。
小学生たちが専用の壁を登るスポーツクライミングの大会が鉾田市で開かれた。閉校になった鉾田市内の小学校に整備されたスポーツクライミングの施設で行われた大会。県内の小学生計73人が参加した。入賞者には地元特産のメロンが贈られることになっていて、子どもたちは学年別に3つのクラスに分かれ2つの種目で順位を競った。このうち「ボルダー」の種目はロープを付けずにホールドと呼ばれる突起を掴むなどして登る競技で子どもたちは高さ5mほどの壁に挑んだ。続いてロープを付けて登る「トップロープ」の種目では高さ12mほどの壁にある2つのコースをどこまで登れるかを競い、子どもたちは家族などの声援を受けながらゴールを目指していた。参加した児童は「登った時の達成感とかがすごい好き」等と話した。
観光地を結ぶ道路の渋滞が課題となっている上川の美瑛町で電動キックボードを移動手段に活用するための実証実験が始まった。美瑛町は人気の観光地が点在し、夏の観光シーズンは周辺道路の渋滞が課題になっている。北海道開発局・町などは今日から電動キックボードを観光客に貸し出し、観光地を巡ってもらう実証実験を始めた。実証実験は町内の道の駅~「青い池」までの約4キロが対象で、参加者は乗り方のレクチャーを受けた後、電動キックボードに乗って目的地に向かっていた。北海道開発局開発連携推進課・石原敬基上席専門官は「待ち時間のストレスを解消しつつ、環境にいい移動手段を確立することで、旅行者の新しい移動手段の選択に繋がっていくと考えている」と話した。
原爆の日を前に関連する資料を展示したり被爆の体験を語ったりする催しが北海道庁で開かれている。道内在住の被爆者などで作る北海道被爆者協会が主催し、広島や長崎の原爆投下の惨状を伝える写真や遺品が展示されている。このうち広島の爆心地から1.8キロの地点で見つかったコーヒーカップは熱線で釉薬が溶けているのが分かる。また救護所で怪我人の喉を潤したという水筒も展示されている。語り部のコーナーでは被爆二世の川去裕子さんが被爆の恐ろしさをつづった父親の手記を紹介した。北海道被爆者協会は会員の高齢化で戦後80年となる来年の春に解散することが決まっている。この催しは道庁1階のロビーであすまで開かれている。
香川県と岡山県を結んでいた旧国鉄の連絡船「紫雲丸」は、1955年5月、別の船と衝突して沈没し、修学旅行で乗り合わせていた川津小学校の児童ら25人を含む168人が犠牲となった。事故を教訓に川津小学校では毎年水難事故を防ぐための授業を行っていて、6年生の児童が服を着たまま水面に浮かび救助を待つ「着衣泳」について学んだ。子どもたちはあごを上向きにして手と足を大の字に広げることがコツだと指導を受けプールに入って実践していた。また、ペットボトルやランドセルを体に抱えて浮かぶなどし、身のまわりのものが浮力の助けとなることを学んでいた。児童は「(水難事故が)すぐ身近で起きることがあるかもしれないから、こういうことをしっかり学んでいざ事故に遭ったときに命を守っていきたい」と話した。
隠岐水産高校のカッター部は、先月兵庫県で行われた地区大会で23年ぶりの優勝を果たし、あさってから青森県八戸市で開催される全国大会に出場する。大会を前にきのうは隠岐の島町の西郷港でカッター部の部員18人を激励する出発式が行われた。式では集まった高校のクラスメートや保護者などを前に、カッター部・高宮永技キャプテンが「全国大会優勝を目標に掲げ日々努力をしてきました。この結果が精いっぱい出せるよう、私達も全力を尽くしてレースに挑もうと思うので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。その後、実習などで使用する県の水産練習船「神海丸」に乗り込み青森県に向けて出発していった。
大阪には視覚に障害のある人と一緒に山登りを楽しむ登山グループがある。NPO法人「ハイキングクラブかざぐるま」には視覚障害者33人を含む72人が所属している。サポーターのリュックサックに取り付けられたロープ。視覚に障害のある人はこのロープを握ることで前を歩くサポーターの動きが伝わり、歩く方向や段差が分かる。貝容子さんは33歳のときに網膜色素変性症という目の難病と診断された。視力の低下や視野が狭くなる症状などが進み10年前からは1人で行動することに不安を感じるようになった。そんな中、知人の紹介でこのハイキングクラブと出会った。高校生のときは山岳部に入るなど自然の中へ出かけるのが好きだった貝さんもう一度、自然を楽しみたいと登山に挑戦することにした。この日はハイキングクラブが月に1度行う登山の日。今回目指すのは河内長野市にある標高897メートルの岩湧山。この山に貝さんが登るのは初めて。むき出しの木の根やごろごろした石などが多い登山道。前を歩くサポーターとのコミュニケーションが大切だという。サポーターは登山道で見つけた山の自然の楽しさも伝えてくれる。貝さんはミヤコアオイを発見した。3時間ほどの登山コース。雨の影響もあり、登り始めてから5時間がたっていた。ついにたどりついた山頂。山頂を示す三角点に触れ仲間と喜びを分かち合う。
2010年7月17日。日本企業も多いマレーシアのクアラルンプール郊外で約3万人が参加する盆踊り大会が開かれ日本の夏祭りを楽しんだ。1974年、現地の日本人学校ではじまりその後日本人会も協力し毎年行われるようになった。イスラム教徒の女性達も踊りの輪に入った。
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平成24年7月17日。東京・世田谷区で“世田ヤネルギー”の受付が始まった。東日本大震災の原発事故を受け、自然エネルギーへの関心が高まる中で世田谷区が考えた事業だ。
新潟市からフェリーで約2時間半、佐渡を旅する。枕状溶岩は海底で流れ出たマグマが海水によって急激に冷やされ固まったもの。300万年前の地殻変動で姿を現した。たらい舟はサザエなどの漁に今も使われている現役の道具。この一帯は長い年月で隆起を繰り返してきたため水深が浅い。浅瀬で漁を行うために明治時代に考案されたのがたらい舟。佐渡金山の割れ目の深さは70m以上。金を掘り進めてきた結果できたもの。金の鉱脈はもともと海底にあったが地殻変動で地表近くに現れた。かつては良質な金を産出する世界最大級の金山だった。採掘は平成元年に終了している。佐渡ジオパーク推進指導員・相田満久さんは地域住民の理解を得ながら砂金取り体験イベントを開催している。佐渡中央に広がる水田地帯はもともと海だったが山間部からの土砂が約10万年をかけて堆積し広大な平野になった。この日は佐渡市立金井小学校の課外授業で田んぼの生き物調査が行われていた。佐渡ではほとんどの農家が生き物を育むために農薬を減らした栽培を行っている。これは国の特別天然記念物トキの餌場を作るため。今では500羽以上が生息している。
エンディングで、塩崎実央アナウンサーが挨拶をした。