観光地を結ぶ道路の渋滞が課題となっている上川の美瑛町で電動キックボードを移動手段に活用するための実証実験が始まった。美瑛町は人気の観光地が点在し、夏の観光シーズンは周辺道路の渋滞が課題になっている。北海道開発局・町などは今日から電動キックボードを観光客に貸し出し、観光地を巡ってもらう実証実験を始めた。実証実験は町内の道の駅~「青い池」までの約4キロが対象で、参加者は乗り方のレクチャーを受けた後、電動キックボードに乗って目的地に向かっていた。北海道開発局開発連携推進課・石原敬基上席専門官は「待ち時間のストレスを解消しつつ、環境にいい移動手段を確立することで、旅行者の新しい移動手段の選択に繋がっていくと考えている」と話した。