- 出演者
- 秋野由美子 高瀬耕造 永井伸一 北向敏幸 酒匂飛翔 坂下恵理 塩崎実央 増村聡太 平塚柚希
オープニング映像。
能登町にある地方銀行の支店は能登半島地震で被災し、地域での営業は休止していたが車両型の移動店舗を使って営業を再開した。能登町にある北國銀行の松波支店は元日の地震で建物が傾いたため、店舗での営業ができなくなり12キロ離れた珠洲市にある別の支店に移転し営業を行ってきた。こうしたなか、地域の住民からの要望を受け松波支店の駐車場で、きょうからワゴン車を改装した移動店舗を使って営業を再開した。移動店舗の中では預金の出し入れや通帳の記入のほか税金の振り込みや住所変更の手続きが可能だが、一部の窓口業務は通常より時間がかかることもあるという。移動店舗の営業時間は週に1回、毎週火曜日の午前10時から正午までで珠洲支店内でも引き続き窓口業務を行う。
ことし1月に発生した能登半島地震では、道路が寸断されて多くの集落が孤立し救助活動ができなかったり、支援物資を届けられなかったりするケースが相次いだ。大分県は県内で大規模な地震が発生すれば同じように集落の孤立が相次ぎ、被害が拡大するおそれがあるとして、そうした集落がどれくらいあるか実態を把握するための調査を始めた。調査は今月から始まり、県内すべての市町村に対し土砂崩れなどで道路が寸断されると孤立してしまう集落の数や、該当する集落の避難所の有無や物資の備蓄状況など13項目について報告するよう求めている。国が11年前に行った調査では、日田市で254か所・玖珠町で120か所など合わせて938の集落で孤立のおそれがあることが分かり九州・沖縄で最も多くなった。県としては、この10年余りの間に土砂災害警戒区域の指定が進んだことなどから、今回の調査で実態をより正確に把握できるとしている。
別府市の市政運営の指針となる総合戦略に若者の意見を取り入れようと、策定作業に大学生などの若者が加わることになり、きょう初めての会合が開かれた。別府市では今回初めて来年度から5年間の総合戦略で若者の意見を反映させることにした。そして応募してきたおよそ10人の大学生などが参加することになり、きょう初めての会合が別府市役所で開かれた。まちづくりに関わる国の検討会などで委員を務める法人の担当者が講演した。そして、まちづくりなどの指針を策定する際、市民の幸福感などとされる「ウェルビーイング」を実現させるためにどのようなことを検討すればよいかなどを伝えていた。市によると、若者たちは今後検討を重ねたうえで今年12月、長野市長に政策を提言する予定だという。
開幕を10日後に控えたパリオリンピックなどに出場する青森県ゆかりの選手を応援しようと県庁に横断幕が掲げられた。この横断幕は今月26日に開幕するパリオリンピックと、来月始まるパラリンピックに向けて今朝県が県庁の正面に設置した。横断幕は縦1.5メートル、横12メートルで「世界へ羽ばたけ!」というメッセージとともに、オリンピックに出場するいずれも青森市出身のアーチェリー・古川高晴選手やバドミントン・奈良岡功大選手などのほか、パラリンピックのゴールボール女子に出場する八戸市出身の天摩由貴選手など合わせて7人の名前が書かれている。
青森県内でメロンの生産が最も盛んなつがる市で、栽培方法など一定の基準を満たしたブランドメロンの出荷が始まった。つがる市では化学肥料や農薬の使用量を抑えて栽培されるなど、独自の基準を満たしたメロンを「つがるブランド」として全国に出荷している。きょう、つがる市の農協の選果場で出荷式が行われ市や農協の関係者などおよそ20人が参加した。農協によると去年は夏の猛暑の影響で実が熟すのが早まり出荷後の日持ちが悪かったことから、今年は熟すのを遅らせるため、近赤外線を照射する装置を選果場に導入したということで、参加者は試食してことしの出来栄えを確かめていた。つがる市のメロンの出荷は今月下旬をピークに9月まで行われ、合わせておよそ16万箱の出荷を見込んでいるという。
今月開幕するパリオリンピックのハンドボール男子日本代表に鯖江市出身の藤坂尚輝選手が選ばれたことを受けて、きょう鯖江市役所に横断幕が掲げられた。藤坂選手は鯖江市出身の22歳。北陸高校を卒業し、現在は日本体育大学でプレーしている。スピードを生かした突破と巧みなパスを武器にパリオリンピックの日本代表に大学生でただ1人選ばれた。市は藤坂選手を応援する機運を高めようと市のスポーツ協会と共同で横断幕を制作し、きょう市役所2階のバルコニーに掲げられた。横断幕は縦1.2メートル、横7メートルで藤坂選手の名前とともにハンドボールをイメージしたイラストも描かれている。藤坂選手の両親も市役所を訪れ息子の名前が記された横断幕が掲げられるのを見つめていた。
福井・おおい町では、JRの若狭本郷駅と町内の観光スポットなどをつなぐ、2次交通が課題となっていて、町が車を使わずに回れる観光ルートを提案しようとしている。きのうは、小浜市の若狭高校の生徒3人が課題研究の一環で町に協力し町が提案したルートを実際に自転車で巡った。高校生たちは、若狭本郷駅を出発して地元のカフェや菓子店などに立ち寄り、訪れた店の店員に周辺の見どころを聞いてメモを取ったり商品を味わったりして積極的に取材していた。高校生たちが巡ったルートはモデルコースとして来月をめどに町の公式SNSで発信することにしている。
三重・鈴鹿市の石薬師寺で、生前に悪いことをした死者が、えんま大王の裁きを受ける様子など、地獄を描いた絵図が一般公開されている。絵図には、生前に悪行をはたらいた死者がえんま大王の裁きを受けたあと、鬼からさまざまな苦しみを与えられる様子が描かれている。裁きを受ける場面では死者の生前の行いを映し出す浄玻璃の鏡や死者のよい行いと悪い行いをえんま大王に伝える人頭杖も描かれている。一般公開は来月16日まで。
岐阜・郡上市の観光施設で。ラベンダーの花が見頃を迎えている。郡上市高鷲町の標高1000メートル付近にある観光施設「ひるがの高原牧歌の里」では、3種類およそ3000株のラベンダーが栽培されている。施設によると年々夏の気温や湿度が高くなっていることから、最近は比較的暑さに強いとされる「グロッソ」という種類を中心に育てているという。今年は成長期に天候が不順だったことから株は一回り小さいということだが、爽やかな甘い香りが辺りに漂う中、海外から訪れた観光客などが機関車の形をした乗り物に乗って風景を楽しんでいた。ラベンダーは今月20日ごろまで楽しめそうだという。
今年4月に佐賀・白石町で生まれた国の特別天然記念物コウノトリのヒナとその母親の2羽の愛称について、町はヒナが「かれん」、母親が「つむぎ」に決まったと発表した。白石町では国の特別天然記念物のコウノトリのペアが高さ10メートルほどの電柱の上に巣を作り、4月にヒナの誕生が確認され先月28日、雌のひな1羽が巣立った。コウノトリが巣立ったことが確認されているのは九州ではこのペアだけで、町はコウノトリに愛着を持ってもらおうとこのヒナと、これまで名前が決まっていなかった母親の2羽の愛称を募集した。その結果、町民76人から応募があり町は、きょう選考委員会で選ばれた2羽の愛称を発表した。町内でコウノトリのヒナが巣立ったのは2年連続で当面、巣を拠点に周辺で餌を探しながら過ごすと見られるという。
佐賀・みやき町の綾部八幡神社は風の神を祭るとされ、10世紀中ごろから続く旗上げ神事は地元で「日本最古の気象台」とも呼ばれている。神事では縦横30センチ余りの麻の白い旗が境内に運び出され、氏子たちが竹の先に結びつけた。「神旗人」と呼ばれる締め込み姿の男性3人が境内にある樹齢700年、高さ30メートルのイチョウの木に登る。神旗人は旗のついた竹をイチョウの木にくくりつけて固定させた。神社では旗の動きや巻き具合を観測し雨や風、米の作柄などを占うという。
60年前、26人が亡くなった新潟地震。この復興に米国の「A列車で行こう」など数多くの名曲を生み出したジャズの巨匠デューク・エリントンが協力したことから新潟にはジャズ文化が根付いている。そして今能登半島地震からの復興を音楽で呼びかけようと言う動きが出ている。新潟アメリカ文化センターの館長の秘書だった星豊子が復興について当時の語った。協力の経緯を紹介。チャリティーコンサートを開催し収益の90円余を新潟市に寄付、これをきっかけに全国から義援金が集まった。星は「音楽の力というのはハッピーな時、穏やかに生活しえている中で音楽の楽しみ方と、つらい時、苦しい時に音楽が助けてくれるおいうのがある」とコメント。ゆかりのある新潟県民会館で復興の歴史を振り返るコンサートが開かれた。新潟県民会館・岡本泰子館長は「頑張るものに対して音楽や文化は大切」とコメント。
NHKのアーカイブス映像で”あの日の記録”を振り返る。昭和26年7月16日、発達した低気圧の影響でこの日から大雨が続き、和歌山県内で1,000人以上の死者・行方不明者を出した「南紀豪雨」。紀伊半島西部では日間に渡る豪雨で有田川・日高川の堤防が決壊し川沿いの地域が濁流に飲まれた。山間部では大規模な山崩れが相次ぎ、旧花園村では崩れ落ちた土砂が川をせき止め高さ100メートル・長さ6キロのダム湖ができた。和歌山県だけであ家屋の全半壊が9,000棟を超え、明治22年に紀伊半島南部を襲った「紀南大水害」以来の大災害となった。
平成19年のこの日、新潟県状中越沖を震源とするM6.8の「新潟県中越沖地震」が発生した。柏崎市・長岡市などで震度6強を記録、新潟県で3万5,000棟以上が被害を受けた。JR信越本線では土砂崩れで線路が埋まり、全体の運転再開まで約2か月かかった。東京電力・柏崎刈羽原子力発電所では、4基の原発が自動停止したが、タービン横の変圧器で火災が発生し黒い煙があがった。国土地理院がこの付近の地殻変動を調査したところ、この地震の影響で柏崎市沿岸の地盤が北西方向に最大16センチ移動していることがわかった。
平成5年のこの日、横浜のみなとみらい21地区に「ランドマークタワー」がオープンした。地上70階建て、高さ296メートル。エレベーターの速さは当時世界一で、わずか40秒で69回の展望フロアにのぼれた。訪れた人たちは大きなガラス窓から横浜周辺の雄大な眺めを楽しんだ。ビルには7,000人が働けるオフィスフロアの他ホテル・ショッピング街もあり、この日は約15万人の人で賑わった。横浜にまた一つ新しい観光名所が生まれた。紹介した内容は「NHKアーカイブス」からも閲覧できる。
大阪市谷町九丁目駅界わいを紹介。石畳の坂をのぼると上町台地という高台にたどり着く。真言坂をのぼった先にあるのは生國魂神社。もともとは大阪城のあたりにあったがおよそ400年前この場所に移った。上方落語発祥の地と言われ江戸時代に活躍した米澤彦八の碑がある。生國魂神社・中村文隆さんが案内。2016年の彦八まつりの様子の映像。参道にある個人店のタルト専門店をたずねた。店主・小川美枝さんは81歳、毎日厨房に立つという。洋梨のタルトを試食。昭和43年まで大阪市電が走り賑わっていた近辺。市電が無くなると人の流れも変わったという。小川さんは「そのころのにぎわいと今は逆に静かになっちゃったんですけど、いろんなお店がいっぱいあって皆さん本当に頑張っておられます」と話した。夕暮れ時地下鉄の出入り口から音楽が聞こえてきた。1970年創業のジャズカフェでサックスを吹いているのは店主・長谷川朗さん。昔からユニークな立地で知られ国内外の有名アーティストやジャズ好きが集まっていたというお店。長谷川さんは12年前先代から店を引き継いだ。谷町九丁目駅界隈では近年インバウンドの観光客も増えているという。
南アルプス市の桃の食べ放題のイベントについてトーク。高瀬さんらは「水に浮かべて冷えてるのがいい」なおとコメント、1人4~5個30分間で食べることを想定しているという。イベントは23日まで続く。