青森県内でメロンの生産が最も盛んなつがる市で、栽培方法など一定の基準を満たしたブランドメロンの出荷が始まった。つがる市では化学肥料や農薬の使用量を抑えて栽培されるなど、独自の基準を満たしたメロンを「つがるブランド」として全国に出荷している。きょう、つがる市の農協の選果場で出荷式が行われ市や農協の関係者などおよそ20人が参加した。農協によると去年は夏の猛暑の影響で実が熟すのが早まり出荷後の日持ちが悪かったことから、今年は熟すのを遅らせるため、近赤外線を照射する装置を選果場に導入したということで、参加者は試食してことしの出来栄えを確かめていた。つがる市のメロンの出荷は今月下旬をピークに9月まで行われ、合わせておよそ16万箱の出荷を見込んでいるという。