- 出演者
- -
オープニング映像。
秋田県横手市を訪れた東京オリンピック柔道100キロ級金メダリストのウルフアロン選手。訪ねたのは昭和31年創業の「焼きそば・喫茶ふじた」。こちらは77歳の佐藤れつ子さんと82歳の大坂設子さんが切り盛りする。
早速ウルフアロン選手は横手やきそばをごちそうになることに。キャベツとひき肉、玉ねぎを具材にし、目玉焼きと福神漬を乗せて完成。お店は昭和31年に大坂さんたちのお母さんが創業し、姉妹で引き継いだもの。今回ウルフアロン選手はこちらのお店をお手伝い。いらっしゃいませとお客さんを出迎え、水かお茶をお出しする。さらに注文をうかがって厨房に伝えるのが主な仕事となる。
- キーワード
- 特製
10時の開店を待ってウルフアロン選手も仕事開始。ウルフアロン選手はアルバイトの経験などはないが手早く商品を運んでいく。常連さんが多く訪れる店内、テイクアウトも人気だという。佐藤れつ子さん・大坂設子三姉妹はクラスの人気者だったと来店した同級生が教えてくれた。またお店はお客さんにとっては憩いの場になっており、1日300食の注文を受けることもあるという。営業時間は午前10時から午後6時、最後は洗い物を済ませ店じまいとなった。
- キーワード
- 肉玉
閉店後ウルフアロン選手は近所の鮮魚店へ。お二人に魚を捌いてお刺身を振る舞いたいという。お店では佐藤れつ子さんの夫である耕一さんやお孫さんが待っていた。ウルフアロン選手はドーピングチェックなどもあり、食べ物を把握したいと考え魚をさばけるようになったという。佐藤さんと大坂さんはお鍋を用意してくれた。午後7時半に夕食開始。喜んでくれた様子だった。ウルフアロン選手は比内地鶏で作ったきりたんぽ鍋をごちそうになる。お孫さんのリクエストに応えウルフアロン選手はオリンピックで獲得したメダルを披露した。
夕食後、おものがわ温泉 雄川荘へ足を運んだウルフアロン選手。居心地が良く感じたと話し、今夜はお店に泊まらせてもらうことに。明日の目標は焼きそばを作れるようになうrことだとした。起床後朝食をいただく。開店前、焼きそばの仕込みを手伝いながら焼きそば作りを教わる。額に汗を滲ませながら作った焼きそば、その成果は合格点をもらうことができた。午前10時にオープン、50年来の常連だというお客さんにウルフアロン選手が焼きそばをお出しする。美味しいという言葉をもらうことができた。その後もお客さんに焼きそばをお出しするウルフアロン選手。そして午後2時となり、お別れの時が訪れる。お二人はウルフアロン選手に手作りの金メダルを進呈、再会を約束しお別れとなった。
続いては栃木市から。ぱーてぃーちゃんの信子が訪れたのは創業昭和48年の「お食事 大益」。店主の小池さんは75歳、奥さんは現在入院中だという。現在お店は1人で切り盛りしているのだとか。午前11時、早速お手伝い開始。昼の営業は午前11時から午後2時まで。
お店のメニューは50種類。店主の小池さんはガッツ石松さんと進行があり、その名前を冠したメニューもある。お店では国産の豚肉にこだわり玉ねぎをにんにく・しょうがとともに炒め秘伝のタレをかけた定食が完成。信子はお客さんのもとに届けた。お昼時にもなると常連さんでお店は大盛況。注文は途切れない。
洗い物や接客など懸命に手伝う信子。14時にお昼の営業は終了。信子の昼食を作る間に、食堂で働くことになった経緯を「銀行員だったが、お姉さんがお店を開き手伝うことになった」と話してくれた。料理は独学だという。「ガッツスペシャル定食」を食べた信子は「全人類が好きな味」と語った。ここから3時間の中休みに入るが、小池さんは秘伝のタレ作りを行うという。にんにくの皮を剥きながら話を聞く。結婚以来一人暮らしは初めてで、洗濯物も溜まっているという。さらに信子は店を見ているからとプールに行きたいという小池さんを送り出す。
小池さん不在の間、信子は100円ショップへ。洗い物をまとめられるようにと買い出しを行っていた。小池さんが戻ってきた際に厨房を見ると喜んでくれた様子。17時、夜の部の営業がスタート。スタートと同時に常連さんが訪れる。小池さんは常連さんを紹介、常連さんがいる間に犬の散歩を済ませるのだとか。信子は常連さんと乾杯。午後8時に営業終了となった。この日はお店に泊まらせてもらうことに。
- キーワード
- ワッツウィズ西方オータニ店
翌朝、小池さんは信子を散歩に誘う。その後開店準備を行い11時から営業開始。続々とお客さんが訪れる。閉店まで30分、洗い物など手伝いをこなし閉店時間へ。信子は小池さんが食べるためにガッツスペシャルを作りたいと申し出る。小池さんの指導を受けて作った信子の定食を「うまい」と食べ、信子は手紙を書いたという。2人は目に涙を浮かべた。
- キーワード
- カツ丼ガッツスペシャル定食
2日間お世話になった小池さんに手紙を書いた信子。無理をしすぎないでほしい、自分はおじいちゃんがいないから一緒に過ごせたことが嬉しかった、本当のおじいちゃんだと思っていくと伝え、2人は目に涙を浮かべた。2人は再会を約束し別れた。
- キーワード
- ガッツスペシャル定食東京都
長野県渋温泉を訪れたももいろクローバーZの高城れに。創業昭和21年の来々軒を訪ねる。店主の山崎とよ子さんは96歳、旦那さんが亡くなってから16年間1人で切り盛りしているという。
- キーワード
- ももいろクローバーZ来々軒渋温泉
高城れには山崎さんが作るラーメンをごちそうになることに。
- キーワード
- ラーメン
この日は昼の営業は終了。夕方の営業を前に店前の掃除やご飯を炊くことを手伝う。アルバイト経験などもない高城に山崎さんはきちんといらっしゃいませを言うようにとアドバイス。夕方5時、お客さんを出迎える。注文をとる高城に手際よく調理する山崎さん。餃子のタレの作り方などを教わっていない、高城も注文を伝え忘れるなどややちぐはぐな様子。
来々軒の人気メニュー「豆腐ラーメン」。豆腐を1丁使った1品だという。お店は次々に注文が入り手が休まる様子はない。高城に山崎さんは「よく働くよ、良いところ撮ってあげて」と一言。来店客には15年ぶりに来たというお客さんや、外国人観光客も。混雑しだした店内で高城は相席を頼むなどする。その間山崎さんは立ちっぱなしで調理を行う。閉店間際、団体さんが来店し5人前のチャーハンの注文を受ける。8時15分になり営業終了。閉店後、高城はおばあちゃんと同じ部屋で眠ることに。
- キーワード
- 豆腐ラーメン
翌朝、高城は山崎さんのために朝食作り。高城が作った卵焼きに山崎さんは「ちょうどいいね」と述べた。この日は娘さんが訪れ店を手伝う。最終日、高城さんはチャーハンを作りお客さんに食べてもらいたいという。11時の開店、しかしこの日麺が1食分しかないという。お客さんに麺類をチャーハンに変えてもらい、高城が作ることに。お客さんは懐かしい味だとコメント。その後娘さんが麺を購入し事なきを得た。その後も海外からの観光客が訪れる。
2日間のお手伝い終了後、高城は山崎さんへの感謝を色紙にしたためた。山崎さんは本当に孫のようだと語り、マフラーを手渡してくれた。
お店を営む大倉さんは御年89歳。旦那さんは7年前に他界され、それ以来大倉さん1人でお店を切り盛りしてきた。営業は朝9時から午後3時まで。早速竹財は手伝いに入る。釜めしは固形燃料でお客さんの目の前で炊き上げる。さらにお店の奥にはお風呂があり待ち時間で入浴でき、温泉マニアの間で人気だという。竹財はお客さんから声をかけられる。お店は常に満員、お客さんもまだまだ続けてほしいと願っている。ただ大倉さんは「年齢には勝てない」と語る。お客さんが引けた頃、竹財も昼食を摂ることに。大倉さんは旦那さんと60年間連れ添い、2人の子宝にも恵まれたと語る。