早場米の栽培が盛んな日南市で、きょう、収穫されたばかりの新米の出荷式が行われた。日南市にあるJAの選果場には市内の農家が収穫したばかりの早場米のコシヒカリ合わせて2.8トンが集められた。検査員たちが袋から米を抜き取って粒の形や大きさを観察したり機械で水分の量を測ったりして品質をチェックし、運び込まれた新米のすべてが品質の最もよい一等米に格付けされた。検査が終わった米は早速トラックに積み込まれ、九州のほか関東や関西などに向けて出荷された。JAによると早いところでは今週中にもスーパーなどの店頭に並ぶという。日南市での早場米の出荷は来月上旬まで続きことしは、ほぼ例年並みの1600トンの出荷が見込まれている。