保護ネコ初心者の青木マッチョが預かっているのは20頭の多頭飼育崩壊の現場から保護されたヴィクトリア。預かり生活62日目、一緒に寝るまで仲良しに。しかし右目に傷を負っていたヴィクトリアにエリザベスカラーを装着した結果、関係性はギクシャクしてしまった。目薬は1日2回。しっかり頭を固定して手のひらでまぶたを開くのがコツ。ヴィクトリアに献身的に仕えること約3週間、少しずつ元の距離に戻りつつある。
ヴィクトリアは甘えた声で青木に鳴き始め、呼んだらベッドに来てくれるようになった。さらに青木が出かけて留守番中にはカラーにもなれてひとり遊びをした後、青木が帰ってくる3時間前から玄関前で待機していた。エリザベスカラーをつけ始めて3週間、ようやくお出迎えが復活。そして初めてお腹も見せてくれた。
譲渡会まであと2日のこの日、譲渡会前に傷ができないよう防御力高めのプラスチック製エリザベスカラーに変更した。譲渡会前日、青木はヴィクトリアとの最後のひとときを過ごした。しかし青木は最後にやり残した目標があった。それは一緒に布団の中で寝ること。治療していた右目はすっかり治ったためエリザベスカラーを外して添い寝に挑戦。ヴィクトリアは自分から布団の中へ入ってきた。