「置き配」活用の現状は

2024年11月10日放送 17:39 - 17:45 テレビ朝日
ANNスーパーJチャンネル (ニュース)

配送ドライバー歴5年のSBS即配サポート配送ドライバー・山田健児さん。多い日は1日におよそ100個の荷物を届けている。この日の荷物のほとんどが宅配ボックスや玄関先に届ける「置き配」が指定されている。ここ数年で対面での受け取りを希望する利用者は激減してる。ある調査では「対面で荷物を受け取ることに不安を感じている」と答えた人は6割以上に上った(出典:ナスタ)。ところが、配達現場では荷物を届けたくても宅配ボックスに空きがないという問題も。ネット通販の市場規模はここ10年で倍以上に(経産省資料から。国内BtoC市場)。宅配便の取り扱い個数は増え続け、昨年度は50億個を超えている(国土交通省資料から)。一方で、入居者の数に対して宅配ボックスの数が十分でないのが現状。配達員からは嘆きの声が聞こえてきた。2024年問題で人手不足も懸念される中再配達は時間とコストがかかる。特に一軒家やアパートでは宅配ボックスの設置率が低いのが課題。そうした中、東京都が活用を呼びかけているのが小脇に抱えられる黒い板。広げれば置き配バッグに早変わり。また、ネット企業や大手宅配会社は先月から置き配の利用者に1回最大5円分のポイントを還元する事業を始めた。


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