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総務省が住民基本台帳に基づいてまとめた外国人を含む東京都全体の人口の動きは、去年1年間で転入が46万1454人、転出が38万2169人だった。この結果、転入が転出を7万9285人上回る転入超過となり、おととしよりも1万1000人増えて3年連続で転入超過の人数が拡大した。転入超過の人数は15歳から19歳までが1万4286人、20歳から24歳までが6万4070人となっていて、総務省は進学や就職が理由とみられる若い世代の転入超過が目立ち、東京一極集中の傾向が続いているとしている。転入超過となったのは東京都に次いで人数が多い順に、神奈川県、埼玉県、大阪府、千葉県、福岡県、山梨県で、山梨県はおととしの転出超過から転入超過に転じた。そのほかの40の道府県は転出超過で、人数が多い順に広島県、愛知県、兵庫県、静岡県などとなっている。このうち滋賀県はおととしの転入超過から転出超過に転じた。