戦後80年特別番組 なぜ君は戦争に? (“終戦後”なぜ特攻に?)
1944年10月、初めての特攻隊が出撃。死ぬことを前提とした体当たり攻撃の始まりだった。大木正夫の親友の神馬さんも18歳で特攻に志願したが、その理由は犠牲的精神や共同責任を叩き込まれたあとに1人だけ逃げることができなかったためだという。多くの若者が特攻に志願した。新聞は「身を捨て国を救う」と称え「一億特攻」という言葉も現れ出し、社会全体が特攻作戦を後押しした。これまで多くの元特攻隊員から志願した時の思いを聞いてきた道脇さんは「自分の意見を言うことができなかった。同調圧力ですよね」と語る。