NHKニュース7 (ニュース)
通常国会で注目される議論。「選択的夫婦別姓制度」の導入に賛成の立場なのが立憲民主党、公明党、国民民主党、共産党、れいわ新選組、社民党。立憲民主党は制度の導入を早期に実現したいとしていて、通常国会に法案を提出する方針。日本維新の会は、入籍後も旧姓に法的効力を持たせる形での導入を推進するとしている。参政党と日本保守党は、反対の立場を示している。自民党は党内に前向きな意見と慎重な意見の双方があり、石破総理大臣は、党の見解をできるだけ早く取りまとめ、公明党と協議を行いたいとしている。専門家は、これまでの日本の家族観や戸籍制度に与える影響、別姓を選択した夫婦の子どもの姓をどうするかなどが今後の重要な論点になると指摘する。