バレエ史に刻まれた最高傑作 熊川哲也『ドン・キホーテ』 (バレエ史に刻まれた最高傑作 熊川哲也『ドン・キホーテ』)
1989年、当時16歳の熊川哲也はドン・キホーテのバジルを踊りローザンヌ国際バレエコンクールで金賞を受賞した。その後英国ロイヤルバレエ団でバジル役に抜擢されプリンシパルに上り詰めた。これまでミハイル・ニコラエヴィチ・バリシニコフやルドルフ・ヌレエフなど並み居る名バレエダンサーが演じてきたバジル。熊川版の特徴はとにかく踊ること。長時間の片手リフトや空中で足を曲げ3回転するなど超絶技巧が満載。今回上演されるドン・キホーテでバジル役を演じる堀内將平は熊川が見せてきた技術を思うとプレッシャーがかかると語った。キトリ役を演じるのは岩井優花。岩井は昨年12月にプリンシパルに昇格。バレエにストイックに取り組む姿勢を評価されているが、岩井が練習しなければならない演目はドン・キホーテのみではなくGARA公演やOTOBUTAI2025の演目も。岩井は「新しいフリを入れる時は大変」と語った。
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