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K-BALLET TOKYOを率いて25年、常に観客を魅了し続けてきた熊川哲也。そんな熊川の代表作として名前が上がるのが「ドン・キホーテ」。華麗かつ圧倒的な超絶技巧が満載の名作。これまで名だたる役者が演じてきたドン・キホーテの「バジル」だが、中でも熊谷が踊るバジルは当代随一といわれており、世界中で伝説を刻んだ。今回はそのドン・キホーテの魅力に迫る。
「ドン・キホーテ」の舞台は17世紀のスペイン。騎士道物語を読んで自身を「伝説の騎士」と信じ込むようになった老紳士ドン・キホーテの冒険が繰り広げられる。ドン・キホーテの冒険と並行して展開するのが旅籠の娘キトリと理髪師の青年バジルの恋物語。若き男女の恋と老騎士の冒険が交錯していく。バレエの名作「ドン・キホーテ」の熊川版は2004年に初演。熊川版では熊川自身が衣装を監修。情熱の国スペインが舞台とあって派手な衣装になりがちなところをモノトーン調でまとめ、主人公の衣装だけ青にしたり闘牛士のマントと足元を赤にしたりと随所に印象的な色を入れ視覚的な美を追求した。
「Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn 2025 『ドン・キホーテ』」の告知。
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1989年、当時16歳の熊川哲也はドン・キホーテのバジルを踊りローザンヌ国際バレエコンクールで金賞を受賞した。その後英国ロイヤルバレエ団でバジル役に抜擢されプリンシパルに上り詰めた。これまでミハイル・ニコラエヴィチ・バリシニコフやルドルフ・ヌレエフなど並み居る名バレエダンサーが演じてきたバジル。熊川版の特徴はとにかく踊ること。長時間の片手リフトや空中で足を曲げ3回転するなど超絶技巧が満載。今回上演されるドン・キホーテでバジル役を演じる堀内將平は熊川が見せてきた技術を思うとプレッシャーがかかると語った。キトリ役を演じるのは岩井優花。岩井は昨年12月にプリンシパルに昇格。バレエにストイックに取り組む姿勢を評価されているが、岩井が練習しなければならない演目はドン・キホーテのみではなくGARA公演やOTOBUTAI2025の演目も。岩井は「新しいフリを入れる時は大変」と語った。
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「Daiwa House PRESENTS 熊川哲也 K-BALLET TOKYO Autumn 2025 『ドン・キホーテ』」の告知。
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岩井優花の普段の姿はどこにでもいる27歳。4歳でバレエを始め16歳の時にバレエ留学。K-BALLET TOKYOに入団するまでアメリカで活動していた。21歳の時、ドン・キホーテのキトリ役に大抜擢されたがコロナ禍の影響で中止に。今回は一度逃した大役に挑む。
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