あなたを”永久保存” 新3D装置

2025年6月26日放送 22:33 - 22:39 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト トレたまneo

様々な3D映像装置の開発・販売を行うヒロホールディングス(奈良県香芝市)。2022年に亡くなったアントニオ猪木さんの3Dホログラムは、回転するブレードについたLEDの残像で立体化されているという。主にイベントや商品のPRなどに使われている3Dホログラムだが、新たな活用が始まっている。桂由美さんの追悼イベントなど、亡くなった人の3D映像を舞台に出したいとの要望が増えているという。音声は生成AIで作り出せるが、アントニオ猪木さんの映像は生前に撮影されたテープから作ったため粗さが目立つという課題も。そこでより鮮明な立体映像を生み出すため、映像装置が新たに開発された。計120台のカメラで頭から爪先まで様々な角度から1度に撮影できる。撮影時間はわずか5秒で、120枚の写真をAIが自動で解析し10分で3Dデータができる。1度3Dデータの記録を保存すれば、様々な3Dディスプレイに立体映像を映し出すことができる。この撮影技術を活用する動きは、現在博物館などにも広がっている。地震や津波など万が一の場合でも文化財を復元することができ、経年劣化せず立体的に残すことができる。ヒロホールディングスでは連携できる外部の機関にも積極的に技術を公開し、映像技術を進化させていく考え。今後はリモート会議の際に人を3Dホログラムで立体化させ、より対面に近い環境で会話ができる装置も開発していきたいという。


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