FNSドキュメンタリー大賞 いのちのとりで
鹿児島市に住む78歳の女性は生活保護費引き下げ訴訟の原告の1人。15年ほど前から生活保護を受給している。生活保護が約8000円、年金が約9万4000円、障害年金が約6万6000円で収入は約17万円。家賃などを支払うと残りの生活費は7万円。
生活保護の対象は国が定めた最低生活費以下の収入で財産を持たないことなど。税金や医療費などは免除される。全国の受給者は約200万人、60人に1人が利用。基準額は5年に1度見直され物価変動が指標。2013年1月には生活保護費引き下げが閣議決定された。