NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
成城大学の打越綾子教授は「病気や困窮など、自身の生活が不安になる中で、犬や猫の存在が心の拠り所になっているということを実感しました。問題は全国各地で広がり、高齢者の事例が圧倒的に多いとはいえ、若い人やファミリー層でもペットを適切に飼えなくなる事例が指摘されています」などと話した。解決へのキーワードは「多機関連携」で、長野県では今年度から年3回、県内10か所の保健所管轄ごとに、社会福祉と動物愛護の研修会を行っている。滋賀・甲賀市では、社会福祉協議会や動物保護団体などが連携し、飼い主の困り事をサポートしている。