つながり合う環境問題 初の“ネクサス報告書”は?

2024年12月19日放送 6:20 - 6:23 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 イラスト解説 ここに注目!

地球温暖化や生き物の絶滅など、様々な問題が互いにつながりあって悪化しているとする新たな報告書が今週発表された。土屋敏之解説委員が「世界の6500もの科学論文などを基にしたネクサス報告書と呼ばれるもの。おととい自然の豊かさなどについての科学的な情報を取りまとめているIPBESという政府間組織が発表した。つながりというのを考慮していない現在の対策によって余計にかかっているコストは、世界で年間10兆ドルから25兆ドルにも上り、その対応が10年遅れると生物多様性の喪失に対処するコストはさらに倍増していくとも見積もっている。この報告書では様々な対策について、この問題にはプラスだけどこの問題にはマイナスだといったことを分析して示した上で、統合的な視点で対策していくべきだとしている」とスタジオで述べた。


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生物多様性気候変動生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム

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